見出し画像

純正カートリッジは高いけど・・・浄水器とプリンターの違い

家の台所で使っている浄水器のカートリッジが、前回交換してから半年くらい経ったので交換しました。半年たつと真っ黒になりますね。見た目ではっきりとわかる。浄水カートリッジを軽くつぶすと、黒い水がしみだしてくる。この黒いものがお腹に入っていたかと思うと、浄水器なしの水はちょっと怖い気がします。毒性がどれくらいのものかわからないのではっきりとしたことは言えませんが、少なくとも気持ちの問題として。

で、新しい浄水カートリッジを買うんですが、メーカーのwebサイトから買う正規純正品はとっても高価です。それに比べてアマゾンなどで”正規品”とか”純正品”とか言っている品物はとっても安く、1/3くらいの値段で買えちゃったりする。とても魅力的。本当に純正品なら。

明らかにヤバそうなのやユーザー評価の低いもの、国外業者のものは論外としても、どうなんでしょう。素人には真贋の見分けがつかないです。以前、メーカー価格のほぼ半額で通販業者から買ってみたことがありましたが、使っていて不都合はなかった。軽く分解してみましたが、ちゃんとセラミックが使われていました。

ぶっちゃけ、使って不都合が無く、半年たって真っ黒になっているんだったら、一応浄水器として機能しているということなので問題ないじゃん、という考え方もあるかもしれません。簡易的な水質検査では違いが分からなかったという記事もあるし。

こういうところで迷うのは、そもそもメーカー純正品の価格が高すぎるんじゃないか、消耗品で儲ける消耗品商売なんじゃないか、という疑念が晴れないせいでもあると思うんです。原価は安いのに、高く売っているんじゃないかと。余計な人件費を乗せているんじゃないか、販管費を盛りすぎなんじゃないか、業者向けにはもっと安く流しているんじゃないか、とか。

偽物の肩を持つ気は全くなくて、偽物業者は本当になくなってほしいです。アマゾンとかもそのあたりしっかり管理してほしいと思いますが、メーカー側の責任としても、偽物を本当に排除したいなら、純正品の価格の正当性をちゃんと説明してほしいです。

家族の健康にもかかわる水の問題なので、今回自分はメーカーのWebサイトから純正品を買うことにしましたが、それにしても高いなぁ。うちのマンションの水道水は、そのまま飲んだら健康に悪いのかなぁ。

話は全然変わりますが、プリンターのインクカートリッジも、消耗品商売の典型例として話題になりましたよね。自分が使って本当にひどいと思ったのは、メンテナンスのモードでインクを大量に消費すること。今はどうかわからないですが、昔キヤノンやエプソンのインクジェットプリンターを使っていた時、しばらく使わないと目詰まりすることが良くあった。

目詰まりするとメンテナンスのモードを使って直すんですが、その時にインクを大量に使うんです。なかなか治らないので繰り返しているとすぐにインクがなくなってしまう。さらにひどいのは、インクをたくさん使うとフィルターか何かがいっぱいになって交換が必要になる。(名前を正確に覚えてなくてすみません。)その交換にもお金がかかる。ひどい悪循環です。目詰まり地獄です。

こんな底なし沼状態が頻繁に発生するというのに、メーカー純正品のインクカートリッジなんか高くて使えません。ユーザーが模倣品を選択するのもやむを得なくないですか。プリンターの場合は健康に害があるわけでもないし。

ちなみに、ブラザーのインクジェットプリンターに変えてから目詰まりは皆無になりました。その点でブラザーのプリンターは神です。もっと評価されてもいいと思う。まさか、キヤノンやエプソンが底なし沼状態からの収入を期待していたとは思わないですが、あの目詰まり地獄はひどかった。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?