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第3回 スマートな新幹線

こんにちは、ヴィブレンス建物と街担当のタツです。
三寒四温、一雨ごとに暖かになるいい季節ですねと言いたいところですが、台風並みの春の嵐がやってくるわと思ったらもう初夏過ぎた?ってような陽気の日もあってなかなか落ち着かない桜の季節でしたね。そんな中ちょっとした晴れの隙間を縫って岐阜までちょこっと出掛けてきました、その時の話を少しだけしようかなと思います。
スマホの天気予報眺めてると3日間だけ晴れが続くなと確信した3月末、明後日からちょっと暇もあったのでこの際といつか行きたいと思ってきた養老天命反天地へ旅してみようと決断しました。こんな思いつきの旅なので旅程とチケットの手配を短時間で済まさないといけません。ちょっと前なら地図を机の上に広げて雑誌片手にどこ行こうかとじっくり考えてそれからホテルだなんだに電話かけたりみどりの窓口まで予約に行ったりと1週間は準備に時間とかけないといけなかったんですが、そこは今便利なもので、手元にあるスマホのGoogle Mapをチョチョイと検索して家から養老天命反転地までの経路や時間を出して、ついでArchiMapってアプリ(これはAndoroid版が残念ながら出ていない)で気になる建物のリストをあげていって旅程を決めていきます。今回は養老から次の日は岐阜のメディアコスモス、そして最終日は明治村で初回に話したライトの帝国ホテルを巡って夜に名古屋から東京まで戻るという経路を計画しました。宿も楽天トラベルで調べると大垣にある黒川紀章のホテルが意外と安いので一泊、二泊目はノーサービスの2200円のホテル?で一泊とサクサクと予約決算しました。
さて、あとは往きの新幹線です。実はJR東海のネットサービスにいくつかに無料会員として登録して使ってきました。買ったカードだけで乗車券が出せるEXなんとかとかを主に使ってたんですが、去年からスマホのアプリだけで予約決済ができるEX Appを使っています。このアプリが便利なのは使っているSuicaを登録しておくとそのSuicaをかざすだけで新幹線の乗降ができるってとこです。もちろん、スマホやスカートウォッチに入ってるSuicaも登録できるので紙ベースの切符が不要となり改札にスマホ置くだけのスマートな新幹線の旅ができます。しかも、考えてもみてください、お盆とか年末年始みたいな煩雑期にせっかくネットで予約決済まで済んでる切符の発券のためだけに長ーい行列に並んでいたあのカオスを避けることができるだけでも本当に便利で快適です。
ただし、欠点が一つ。このアプリはJR東海の専用アプリなのです。JR東日本、JR九州はそれぞれ別のサイトやアプリを使わないといけなくなっていて、しかもそれぞれに会員登録しないといけないのでパスワードの管理も含めて同じ新幹線に乗るのにかなり面倒な思いをしないといけないことです。どのメアドがどこだっけ?ってEverNote立ち上げて確認して、、とか気分が萎えますよね。それぞれが独立した企業であるのはわかるのですが予約サイトやアプリは共通したフォーマットを作り窓口を一つにして欲しいものです。この煩雑さは安さで負ける飛行機との競合路線とかだと機会損失に繋がるんじゃないだろうか?と老婆心ながら心配します。だって新幹線の利点はそもそも気軽さですよね?JR各社さん是非とも検討してみてください。
こんな感じでそうだ旅立とうと決断してから、ほんの1時間程度で全ての予約を済ますことができました。もちろん思いつきの旅に便利ってだけでなくてしっかり考えた旅程や出張とかにも事務処理に使う時間や発券の手間等が省けます、デジタルは上手に使ってフィジカルな旅を満喫しましょう。
今回の失敗を最後に。旅の初日の早朝、ワクワクしながら新幹線の改札にタッチしたところbooとなって入れませんでした、新幹線の時間まであと10分。手続き直しが始まると間に合わない、ハタハタ困ったなと駅員さん窓口に。実はうちからは新横浜が近いのにアプリのデフォルトの東京を選んでしまっていて今までの切符なら問題ないからまぁいけるやろと放置して新横浜にいったのですがそこがダメのようでした。駅員さんは内容を確認するとすぐに入れてくれましたが、スマートな新幹線の旅立ちはちょっと間抜けな照れ笑いでで始まってしまいました。

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