生成AIの法的・倫理的な論点

昨日4/25に開催された、MITテクノロジーレビュー主催『生成AI革命 ー破壊的テクノロジーがもたらすチャンスとリスク』で使用した登壇資料を公開します。

・持ち時間20分の発表資料なので、「主な」論点というくらいでご理解ください。
・イベントの開催趣旨に鑑み、生成AIのうち、画像生成AIに比重を置いた内容になっていること

以上、2点にご留意いただければ幸いです。

あと、このイベント冒頭でも申し上げましたが、新興技術に関して「●●のリスク」という言葉が多用されますが、「リスク」は日本では「危険」と脳内変換され、危ない印象が独り歩きしてしまう言葉です。「●●の検討事項」とか「論点」とかでよいと思います。

英語でrisk(s)と言う場合やリスクマネジメントの世界では、リスクは物事に内在して常に存在しており、そのリスクをいかに先見的に発見し、最小限に抑えていくという発想です。このような意味でリスクという言葉を使用できているのであれば問題ありません。

法律屋は「リスク」を叫んで商売しているところがあることは否めないですし、わたしも過去に遡るとこの言葉を安易に使用していないか心許ないのですが、新興技術に関わる法律屋こそ注意して「リスク」という言葉を使用すべきなのではないでしょうか。

余談でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?