弁護士ではなく、法律家と名乗る理由

できる限り、弁護士ではなく、「法律家」と名乗るようにしています(法曹業界向けの発信を除き)。

「〜家」の「家」はアーキテクトの意味で、これは語源を辿ると「透明な箱を作る人」、つまり「仕組みを作る人」の意味だと、磯崎新が言ってました(たぶん)。

さらに言えば、「〜家」は、単発の仕事の是非ではなく、連綿と続く仕事に通底する一貫した姿勢を評価されるものだとも思っています。

例えば、建築家は建築士という資格を名乗りません。

弁護士は資格名。法律家は生き方。

もちろん、資格があってこそ弁護士の仕事ができるのですが、私の価値の本質は資格ではなく、法という武器やツールを使って、依頼者や社会に対してソリューションを提供するところや、仕組みを提案するところにあると信じています。

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