戦前から変わらないスポーツ環境


なかなか体育から抜け出せない日本。

スポーツ=運動、体育

日本には、まだまだそんな考え方が多い。


皆さんは、日本体育協会という組織をご存じだろうか?

その歴史は長く、1911年(明治44年)に設立された。

設立当初の名称は「大日本体育協会」という。

もう今の時代、大日本という響きが物々しく感じますよね笑

とても、スポーツを楽しむという雰囲気は感じません。

もちろん、当時はそんなつもりで組織を作ったわけではないだろうから仕方ありませんが。


1942年には、戦時体制への移行にともない政府の外郭団体となり、

戦後民間団体に戻り、名称も日本体育協会となった。

組織の中には、「オリンピック」つまりスポーツを担当する委員会「オリンピック委員会」が設けられたが、1980年モスクワオリンピックへの日本選手団不参加問題の反省で、政治からスポーツの独立をという事で、オリンピック委員会が組織から独立した。

スポーツの方が、体育協会から出ていった。

つまり、僕が生まれたころまでは、スポーツは政治利用されるものであったということだ。

その後最近の2018年にやっと名称が日本スポーツ協会と改められた。

それ以外にも、スポーツの分野に入る、競馬や競艇そして競輪、近年はサッカーなども公営ギャンブルとして、日本国家の財源確保に貢献してきたのである。

それほど、スポーツと政治の結びつきは強いものという事が、これでわかって頂けただろう。


・・・と、ここまで見ているとなんだか日本のスポーツの政治利用について異議申立てをしたい人みたいに見えるかも知れないが、そんなことはない。

また、スポーツの政治利用は日本が特別行っている事ではなく、むしろ海外ではゴリゴリ政治利用するし、教育にスポーツを持ち込むことだってよく見られることだ。

そのおかげで、国民体育大会などの開催のために、全国にスポーツ環境が整備されているし、小中高と学校にはスポーツ環境がある。

しかし、どうせ利用されるならもっと環境整備をお願いしてもいいのではないかと常図ね考える。

とくに、保育園に幼稚園、小学校や中学校の園庭やグラウンドだ。

一部グランドの緑化が行われてはいるものの、まだまだ土のグラウンドの方が多い。

スポーツをやって転ぶものなら、擦り傷のかさぶたが本当に痛い。お風呂の時のあの痛み、皆さんも経験あるのではないか?

あのホコリや硬さ傷がスポーツを遠ざける要因にもなっていると思う。

子供たちが安心して毎日裸足で駆け回れるというのが、理想の姿だろう。

つまり、子供達のスポーツ環境においても日本は戦前から変わっていないのである。

また小学校や中学校のグランドは、運動会など地域の皆さんのコミュニティの場にもなっており、また災害時の避難所にもなっている。

スポーツ側が、自立し自らこれらの環境整備を行うのであれば問題ないが、やはりまだまだ教育や福祉と言ったところからのお金を頼らざるを得ないのが現状である。

また、私が常図ね議題にしている総合型スポーツクラブも、国の政策である。

そのため、文科省は公金を使い全国に3500ものクラブを立ち上げた。

とまぁ、これだけ国家運営とスポーツの関係が深いものなのであれば、もっと我々国民の方こそスポーツを利用し、政治や国家運営に影響を与えていっていいのではないかと思う。

外国だと元スポーツ選手が大統領になったり、サッカークラブのオーナーが大統領だったりと、スポーツの経歴が票に大きな影響を与えているということがよくわかる。

日本だと、スポーツはあくまでも趣味の延長のような扱いで思われているし、スポーツしかやってきてないやつが何を偉そうに言うんだ!という人までいると思う。

スポーツなんて遊びでしょ?と思っている人が多くいるかも知れないが、先ほどから話してきた通り、スポーツは国策として行われてきており、その国策を経て育ってきた人、そしてスポーツという大衆を巻き込むムーブメントを起こせる人が民衆を代表して発言したほうが、よっぽど今の世襲の政治よりはいいのではないか??

・・・ちょっと熱くなってきたので、続きはまた明日書きたいと思う。


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宮城'亮'の主なプロフィール

✔Jリーグ全クラブ中3年連続ホームタウン活動No,1

✔クラブ初の1万人集客を達成!

◾️学生時代
・15歳でブラジルに短期留学し、こんなにサッカーで盛り上がる町を作りたい!
・20歳大学在学中にFC琉球の立ち上げに参加
・21歳大学在学中「FC琉球対ケツメイシ」を企画、3000名以上の人を集め注目される。
・22歳大学在学中に起業。ホームゲームの設営や運営、ファンが集まるコミュニティスペース「+9」をつくる。
・22歳アパレルブランド「PLUS NINE」(現P'lus Nine)を設立

◾️設立・職歴
・FC琉球立ち上げに参加。
・P'lus Nine設立(アパレル、イベントスタジオ、イベント企画)代表
・NPO法人ナインプロモーション沖縄設立 代表理事 スポーツ活動費の支援
・総合型スポーツクラブサンビスカス沖縄設立
・FC岐阜 地域貢献推進部 部長(3年連続ホームタウン活動Jリーグ No1、ホームゲーム初の来場者1万人達成)
・P'lus Nine株式会社設立 代表取締役
・日本脳性麻痺7人制サッカー協会 理事
・沖縄県総合型スポーツクラブ連絡協議会 代表
・一般社団法人ツノスポーツコミッション 代表理事(現在:理事)
・J.FC宮崎(宮崎県からJリーグ入りを目指す) 代表取締役


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読んで頂き誠にありがとうございます。 小さな町のクラブをJリーグに昇格させる。 不可能な話に聞こえるかもしれませんが、過去他のJクラブを昇格・経営してきた僕には、道筋がみえています。 このnoteで自分の給料を捻出したいと思います!支援のほど何卒よろしくお願い致します。