スポーツから国へ提言を。

昨日の続きです!

まだの方は先に前回の記事からどうぞ!



スポーツが国策であるならば、このスポーツをツールとした様々な社会のソフト・ハード両方のインフラ整備に声を上げても良いと思う。

幼少期においては、走ったり飛んだり跳ねたり、投げたり蹴ったり、大人の人の動きをまねることで、体を自由に動かす訓練となっている。

小学校になったら、スポーツで規律や全体行動を徹底的に叩き込まれる。運動会などの儀式もまさにそうだろう。

中学にあがると、専門性や奥の深さを体感し、それぞれが興味のあるスポーツを部活動ではじめることになる。中体連や高体連という学校と部活が一つなるのもこのころである。

中学の終わりから高校にかけて、部活生にとってスポーツは将来の進路を決定づける大きな意味を持つようになる。スポーツの成績次第で校区以外の全国どこにだっていく。毎年何万人の学生がスポーツで親元を離れるのだろうか?大学進学、そして就職までこのスポーツへの取り組みは社会に大きな影響をあたえる。

これについて、怪訝そうな顔をする方もいらっしゃるが、これは事実学校の制度設計の中で、子供たちに発育や規律のためスポーツを好きにさせて、そしてスポーツで進路を選ぶことをOKにしているという時点でこれらは図られていることなのである。

東大などを目指せる優秀な人材は官僚になり、そして大衆はスポーツに熱狂させ、学力がなくてもスポーツで進路を与え、そしてその体力や精神性を活かし民間企業に就職させる。

別に官僚の皆様を敵対視しているという事ではなく、今までこの国の構造設計を官僚の皆様がやってくれているのなら、それを活用し生活している僕らは、カスタマーとしての意見をぶつけてもいいのではないか?

その意見のぶつけ方として、選挙があるのだろう。

またこんなことを言うと、国が大変な時にスポーツに力を入れている場合じゃないという人もいるかも知れないが、事実こんな大変な時も競馬は休みなく行われている。

その理由は、年間3兆円もの売り上げの10%が国庫納付金として納められる税収である。

つまり、このコロナで各所で休業や興行の中止が行われているなか、競馬はしっかり稼げ続けてくれているのである。

僕は何も公営ギャンブルを増やせと言っているわけではない。

こういった大変な時期だからこそ、高齢者や子供達の体は意地強化するためにスポーツを活用すべきだと言っているのである。

戦争に向かう時だって、税収を集めるときだって、いつも国はスポーツで国民をまとめてきた歴史がある。

この国民全体の危機を回避するのにもまたスポーツを活用すれば良いのではないか?

この危機を乗り越えれば、また国民は一致団結して、国運営に協力すると思う。

そこで頑張って欲しいのが、全国の総合型スポーツクラブの皆さんである。もともと公金で作られたこともあるのだから、地域のために活躍されていると思うし、その地域の課題を解決するにあたっての問題をしっかりと提言していく必要があるだろう。

しかし、この総合型クラブの皆さんも、なかなか自分達の存在を理解していないのが現状である。

ただ補助金を食いつぶすだけのクラブがすでに何百もその活動を終えた。

スポーツがこれだけ国家運営に力を与えてきたのだから、その地域の営業所である、総合型スポーツクラブはカスタマーからの意見をしっかり伝えるべきである。

これらスポーツを使い、総合型スポーツクラブはもっと地域課題の解決にむけて動かなければならない

高齢者の避難所までの移動トレーニング、避難所でのストレスを減らすために、普段から地域のコミュニティを充実させる。

スポーツで健康寿命アップ、医療費削減にむけた取り組み。

学校教員の残業問題の解決。

スポーツが整備されるだけで解決できる問題は多くある。

しかし、クラブはスポーツ競技のレベル向上にだけ無駄に力を注ぎ、これら社会ソフトインフラとしての役割を果たしていない。

競技レベルの向上は、ほっておいても各自大金を出してでも行うし、トップアスリート育成機関が利益のために行うだろう。

ここはお金があるところなので、公金を使って行わなくても良いのである。

地域のスポーツクラブの目的は、国が国民の生命・生活を守ることのサポートをすることである。

これをしっかりと認識するだけで、地域でのクラブの価値、そして国全体でのスポーツの在り方が変わってくるのではないだろうか。


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宮城'亮'の主なプロフィール

✔Jリーグ全クラブ中3年連続ホームタウン活動No,1

✔クラブ初の1万人集客を達成!

◾️学生時代
・15歳でブラジルに短期留学し、こんなにサッカーで盛り上がる町を作りたい!
・20歳大学在学中にFC琉球の立ち上げに参加
・21歳大学在学中「FC琉球対ケツメイシ」を企画、3000名以上の人を集め注目される。
・22歳大学在学中に起業。ホームゲームの設営や運営、ファンが集まるコミュニティスペース「+9」をつくる。
・22歳アパレルブランド「PLUS NINE」(現P'lus Nine)を設立

◾️設立・職歴
・FC琉球立ち上げに参加。
・P'lus Nine設立(アパレル、イベントスタジオ、イベント企画)代表
・NPO法人ナインプロモーション沖縄設立 代表理事 スポーツ活動費の支援
・総合型スポーツクラブサンビスカス沖縄設立
・FC岐阜 地域貢献推進部 部長(3年連続ホームタウン活動Jリーグ No1、ホームゲーム初の来場者1万人達成)
・P'lus Nine株式会社設立 代表取締役
・日本脳性麻痺7人制サッカー協会 理事
・沖縄県総合型スポーツクラブ連絡協議会 代表
・一般社団法人ツノスポーツコミッション 代表理事(現在:理事)
・J.FC宮崎(宮崎県からJリーグ入りを目指す) 代表取締役


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読んで頂き誠にありがとうございます。 小さな町のクラブをJリーグに昇格させる。 不可能な話に聞こえるかもしれませんが、過去他のJクラブを昇格・経営してきた僕には、道筋がみえています。 このnoteで自分の給料を捻出したいと思います!支援のほど何卒よろしくお願い致します。