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今こそ恋愛の時代!-歴史から見る人類のテーマ

こんにちは。
スピリチュアル恋愛コーチのたすくです。

 あなたは幸せな恋愛をしていますか?

 あなたは恋愛で成長できていますか?


今の時代、恋愛は大きなテーマです。

そして実は、
今以上に恋愛の重要性が高まっている時代は
いまだかつてありません。

このNoteでは、
歴史から恋愛の重要性を確認し、

そして
この先の時代を少しだけ予想してみます。



前提:人類の歴史は自由の歴史

まず前提として

人類の歴史は自由を獲得する過程である、

という考え方があります。

これは歴史哲学者のヘーゲルが唱えたことですが、
その観点から恋愛を振り返るのがこの記事の主旨です。

今の時代の話

現代の大きなテーマに、
「男女の平等」があります。

男性も女性も同じ権利を持って、
同じように自由に生きることができるはずだよね、
ということです。

働き方も、暮らし方も、キャリアのデザインも、
本人が望むことを実現できるのがよい社会だよね、
ということでもあります。

今の時代を生きる僕たちにとって
これは当然実現すべきことですが、

歴史を見れば、
こう考える人たちが現れはじめたのは
ここ100年くらいのことです。

数百年前は、
女性は男性のトロフィーやアクセサリのようなものでした。

そのころは、裕福であったり権力を持つ男性と結婚することが
女性にとって最大の幸福だったわけです。

今は男性も女性も、
自分の夢や理想を全力で追い求めるべき時代ですし、
またそれがますますしやすくなっている時代です。

そして、
僕たちのひいおじいちゃんやひいおばあちゃんの頃には見られなかった
「男女の平等」なくして、自由で、理想的な恋愛は実現しません。

それは恋愛というプロセスが、
男女という、互いにないものを持ち合うふたりが、

ともに生きることによって
一つになっていく過程
だからです。
(恋愛の本質的意味についてはこちらの記事をどうぞ)

だから、男女の平等な幸福は
究極的にはやはり恋愛で実現します。

人類が今までクリアしたテーマ①

むかしむかし、
たとえば日々の食糧を手に入れるのに
必死だったころの人類のテーマは、

安全な世界を作ることでした。

食べもののために狩りや農作業をし、
家族を寒さから守るために家を建てていたころ、

必要だったのは
男女の役割分担、つまり分業。

力仕事や、物理的に危険な作業は
男性の担当で、

それを補うように
女性は家庭をまもり、子どもを育てる、

という風に分業が成立していったのです。

人類が今までクリアしたテーマ②

安全な世界を作る、というテーマを
クリアしかけたころに表れたのが、

個人の力を取り戻す、というテーマでした。

世界をよりよくしていくため、
人類は国や企業といった組織を作りました。

するとその反動で人々は、
組織の一員である個人にも
もっと力と権利があるべきじゃない?

と考えるようになったのです。

そうして、
人権とか個人主義といった考え方が生まれ、
確立されててきました。

そして今の時代は、
個人の力を取り戻すというテーマの中で、
男女の平等が大きな課題になったのです。

人類がこれからクリアするテーマ

さて、
人類は歴史の中でより自由になるため、

安全な世界②個人の権利、そして③男女の平等
獲得してきた(している)、

ということを説明しました。

そして、これらは技術と精神性の進歩によってもたらされてきたものです。

機械による大量生産ができるようになったから、
男性の力作業の需要も落ち着きましたし、

女性の権利を守り偏見を取り去る活動によって、
男女が職場で、また家庭でも貢献ができるようになったのです。

では、この先の人類はどうやってさらなる自由を、
またそもそも、一体どんな自由を獲得していくのでしょう。

結論として僕は、人類がこれからの時代に獲得していく自由は
「一組の男女が、一切の制約なく自由に互いを愛し合う恋愛関係」
だと考えています。

制約がないということは、
お互いの存在がなくても生きていけるということです。

この数十年で、
「男性でなければ稼げない仕事」や、
「女性がするのが当然の仕事」というものは
急速に減ってきています。

そうなれば、
男性と女性の「あり方」の制限も撤廃されていきます。

男性が稼いでもいいし、女性が稼いでもいい。
もちろん両方が稼いでいてもいいし、
もしかしたらふたりとも働かない社会もあり得るのかもしれない
(ベーシックインカム議論、気になりますね!)

妊娠と出産はまだまだ女性の負担が大きいですが、
それでも出産に対する社会的な補助や、
女性の職場復帰を歓迎する会社も増えてきました。

命をつなぐために男女が一緒にいる必要はない。
それでも愛している相手だから一緒にいたい。

『結婚しなくても幸せになれるこの時代に、
 私は、あなたと結婚したいのです』

というのは結婚情報誌「ゼクシィ」のCMコピーですが、
こういう恋愛こそが人類が次に獲得する自由の形だと思うのです。

人類がこの先にクリアするテーマ

最後に、すこしだけ未来を予想してみましょう。

ひとつの可能性として僕は、
恋愛という形式を卒業することもあるのでは、
と考えています。

なぜなら、
恋愛はふたりのひとの間に成立しますが、

究極的に自由な状態は、
「特定の相手との、制限のある関係性」からも
自由になった状態
だからです。

それは決して、
他者との関係性が薄くなっていく、
ということではありません。

そうではなくむしろ、究極的に自由な状態とは
より楽しく、より喜びを持って人々同士が関わる状態のことです、

たとえば、一夫一妻制がなくなるのかもしれません。
パートナーが自分以外とセックスしていても、
嫉妬しなくなるのかもしれません(今は想像できませんね!)。

そして、こどもを育てるのも、
特定のふたりだけですることでは
なくなるのかもしれません。


そんな、
今はまだ想像できない
もっと自由な世界を実現するために、

この時代にクリアしていく課題はやっぱり、
ひと組のカップルでの恋愛なのです

恋愛を大好きになって、
恋愛を十分に楽しんで、

その先にあるもっと自由な世界を見つける。

それができるカップルが
これからもっともっと、
たくさんでてきたらいいなと思ってます。




クリエイタープロフィール

スピリチュアル恋愛コーチ たすく

スピリチュアルと科学を融合させた「魂の恋愛理論」を伝えるコーチ。
「依存と自立」、「潜在意識」、「トラウマの遺伝」の3つを軸に、
恋愛をはじめとする対人関係を、潜在意識レベルから激変させる、
「愛」と「人の心」の専門家。

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