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2023/1/30日々更新するFXスキャルピング完全攻略テキスト

このテキストは、スキャルピングの技術をTwitter上の友人とシェアするために書くものです。日々更新していきます!
※とはいっても、初心者さんが読んでも大丈夫なように、基本的な部分から書いているので、もう慣れている人は、応用的な部分のお話を直接しましょう!
※ちなみに、本当に大切なことを洗脳のように適当に文中に入れ込んでおきます

損切が命!

スキャルピング道とは

スキャルピング道(スキャルピングどう)とは、
目の前のチャートが全ての
スキャルピング技法です。

ここでは、ダウ理論もエリオット波動も
経済指標も現況する必要はありません。

ファンダメンタルズは皆無です。

スキャルピング道で唯一気にする
ファンダメンタルズは単純明快

時間の節目には気をつけろ!
です。
時間の節目は、各市場の開始や終わりがあったり、
経済指標の発表があったりします。
ですので、節目での予期せぬ動きには
気を付けてください。
そのために、
その日にどれくらい重要な経済指標があるのか
程度は知っておいても良いでしょう。
そして、ただ、その発表の瞬間だけは避けてください。
発表後の値動きは、
スキャルピングの良い稼ぎ場になることもあります。

スキャルピング道は、
目の前のチャートの値動きが全てです。

そして、トレードを哲学して、
その考え方と生き方を共にしていくのがスキャルピング道です。

頭と体に叩き込むこと

一日5pipsプラスで終わることが最終目的と考える

目の前に広がる数百pips、数千pipsを追うことなかれ。
目の前の5pipsがあなたに富をもたらしてくれます。

損失を限定することが最優先の技術であると考える

なにを置いてもこれが最優先事項です。
一日の最大損失額を自分で好きなように決めていいので、
まずはそれを徹底的に守ってください。

それから、損切のラインを明確にします。
損切の位置が曖昧な場合は、
レジサポの線引きを徹底的に練習してください。
レジサポをどう見るかわからなければ、
気軽にTwitterでコメントしてください。

とにかくここからは
損失を限定することがFXである
と思ってください。

FXとはそういうものなのです。
徹底的に損失を限定する訓練を積んでいきましょう。

損切が命!

基本的には、一度含み益の乗ったポジションはマイナスまで引っ張らない

これは必ずしもではありませんが、基本的には一度含み益の乗ったポジションはマイナスまで引っ張らないようにしましょう。
これはスキャルピングでは結構重要なポイントです。

決済が最優先

例え1pipsでも、決済こそが最優先です。
得られた利益に着目せず、失わなかった膨大な金額に着目せよ!

エントリーとストップライン

前提として、
打っていいポジションは2つです。
つまり、1度だけナンピンはOKです。
でも、基本的には一発のポジションで
勝てるようにしていきましょう!
特に、FXを長期間やってきたまだ勝てていない人や、
初心者の人は、1ポジションだけで勝つ練習を
徹底的にしてください。

大切なことを言います。

FXはいくら勝つかではありません。
どう勝つかが全てです。
1ポジションでトレードすると勝率は下がります。
逆に言えば、初心者でも勝率を高めるトレード手法は
いくらでもあります。
しかし、勝率を高めるトレードは、
大きな損失を許容するトレードだと思ってください。
1ポジションで勝負できるようになると、
あなたは生涯相場の世界に残れる技術が身につきます。

損切が命!

エントリー

エントリーの仕方は
基本的に、
レンジの上限下限から逆張りで入ります。
といっても、
落ちている時や上がっている時に逆張りはしません。
上限下限からローソク足の色が反転してから入ります。
※スキャルピングであれば5分足が基本です。

ですので、損切位置は明確になります。
直近のヒゲの先です。

スプレッドと損切位置に関して

FX会社によってはスプレッド分で、
実際のレジサポより早く損切りに
引っかかってしまうことがあります。
しかし、それは問題ありません。
なぜなら、そうなる場合は
そもそもエントリー箇所が間違っているからです。
基本的にスキャルピングというのは、
エントリー直後から利益の乗る場所で
トレードするため、逆行を許容しません。
ですので、エントリーの段階よりも
マイナスになることがないようにするのがベストなのです。

もちろん、そうはいっても逆行はしますが、
それでも、例えスプレッド分のずれがあったとしても、
ストップラインまで戻すような箇所はエントリー位置が悪いといえます。

まずは、どれだけストップに引っかかっても良いので、
ストップの位置を明確にできるようにしていきましょう。

上級:慣れてくれば上昇中(あるいは下降中)に
レジサポを見越してエントリーすることがあります。
その場合は、ヒゲで狩られないように
ストップの位置を少し下げておくこともあります。
しかしまずは基本的なエントリー方法、
「反転してからエントリーをする」
をマスターしましょう!

損切が命!

決済速度について

これは自慢ではなく誰でもできますし、
教訓でもあるので聞いてください。
僕は、スキャルピングを丸1日していれば
100pips以上は取れます。
しかし、そんな僕も以前、
まったく勝てなくなったことがあります。

その時の原因が
決済速度の遅さ
でした。

それまでだったら、
建値でも、少しの損失でもバンバン切って、
次のチャンスをうかがっていたのに、
その期間はなぜか、利を狙っていたせいか、
ポジションの保有時間が長くなってしまっていました。
そうすると、せっかく利が乗っていても
すぐにマイナスに転じてしまい、
そうこうするうちに
数時間保有せざるを得なくなって、
後は運任せなんていうトレードもありました。

ここでの学びは、
決済速度こそが全て
ということです。

レンジ相場80%といわれるなかで、
決済をしないのは、
時間を無駄にして取引チャンスを捨てているようなものです。
実際、ポジション損益がマイナスだと
なかなか切れないものですが、
スキャルピングでは
損益よりも時間のほうが重要だと心得て、
ポジションの保有時間を短くしていくようにしてください。

ポジションの保有時間は
5分以内の決済がベスト
15分以内が許容範囲
30分以内は相当利が乗っている場合
1時間以内はトレンドに乗れて放置の場合

です。

スキャルピングは決済速度が命です。

損切が命!あれ…w

相場の80%はレンジ相場!やるべきことが一つ!

相場の80%はレンジ相場と言われています。
そうであるなら、
短い時間でトレードをするスキャルピングでは、
相場の中で稼ぐことを覚えるのがもっとも
効率が良いといえます。

レンジ相場でスキャルピングで勝つために
やるべきことは一つです。

それは、トレンドが発生したら
即ゲームを下りるということです。

つまり、トレンドの発生を見極められるかどうか
がポイントになります。

このトレンドの発生の見極めは
初心者の頃は難しいものですが、
実はそんなに難しく考える必要はありません。

自分の引いたレジサポを超えて戻ってこなかったら
損切してお終い。
超えてからまたレジサポ内に戻ってきたら、
改めてエントリーです。

この手法は、
レンジ相場80%相手なので、
勝率も高いですし、
損失もかなり限定されて
かつ、損切の位置も明確にしやすいので、
とっても勝ちやすいトレード手法です。

具体的にどうするのかは、
画像があった方が良いと思うので、
Twitterのほうで実際の相場を見ながら
上げていきます。

スキャルピングは時間帯に注意!
2022/11/15


スキャルピングはどの時間帯にトレードをするかがかなり重要です。
もちろん、ボラティリティのある時間帯にトレードするのが一番なのですが、気をつけなければいけない点があります。
それは、各市場開始直後の値動きです。

この時間帯の値動きって難しくて、
上位足の方向にトレンドが発生するかと思ったら、
一気に逆方向にトレンドを作ったり、
市場が変わっても、何事もなかったかのように
レンジが続いたり、
動きが読めません。

スキャルピングは基本的に予測はしません。
概ねの方向観や相場観は持ちますが、
それ以外は相場の見通しは一切立てません。

ただ、目の前のチャートの値動きの勢いと形を見るだけです。

それはつまり、
ファンダの絡む値動きに踊らされないということです。

各市場の始まりでは、
多くの人が踊らされます。

だいたい、トレンドかとおもったら逆行されて、
勢いを見て逆を狙うと往復を食らい、
レンジかと思っていると一気に持っていかれて
ナンピン地獄にはまる、というのが
普通の人の基本の負けパターンです。

スキャルピングは、ファンダの要素のでる相場は避けます。
これはとっても大事なことです。

チャートを見ると、取り逃した大きな波に心奪われますが、
大きな波なんて必要ありません。

目の前の取り逃している小さなチャートの中にこそ、
あなたの利益があります。

スキャルピングをやるならまず、
いかにトレンドを避けるかを徹底的に学んでみてください。
それは逆に言えば、
最終的にはトレンドを捕まえる練習にもなります。

もちろん、慣れてくれば、
トレンド発生の最中にも飛び乗りや逆張りなどもできます。
しかしそれは資金管理や相場観がしっかり身についてからのことです。

各市場開始直後の値動きはよくよく注意して、
トレンドに持っていかれないように気を付けていきましょう!

お勧めの時間帯攻略法

・東京時間は避ける
基本、ドル円はファンダの影響が大きく、その他の通貨はボラが小さいです。例え東京時間でコツコツ稼いだとしても、欧州、NY時間の一発の負けで全て持っていかれます。それは時間効率も悪いということです。
※ただし、東京時間しかトレードしないという方であれば問題ありません。

・16時、17時から相場をチェック、18時~20時頃にトレード
欧州時間ですが、開始直後は東京時間の値動きに影響されて動くことがよくあります。また、大きな力の働くタイミングでもあるので、トレンドの発生を注意深く見守りながら、チャートの形を見て、18時過ぎ頃からトレードをするのが良いでしょう。
※もちろん、時間帯はその日によってまったく変わることがあります。あくまで目安です。

・21時すぎ~深夜2時頃まで
この時間帯は、重要経済指標の発表が多いので、その日の指標内容程度は確認しておくか、あるいは、21時30分、22時30分、23時など、
指標発表時間は常日頃から避けるようにするのも良いでしょう。
気づかずその時間をまたぐと、
一気にスプレッドが開いて
スプレッドがストップに引っかかるなんて言うこともあります。

この時間帯はまず、そういった指標の発表に気をつけることが第一です。
ただし、指標発表後の値動きの揺れはスキャルピングで取りやすい場所でもあります。指標発表後のトレードはしなくても、どのように値が動くかは見ておきましょう。

そして、また、この時間帯は全時間帯通してトレンドが発生する時間でもあります。ですので、基本は上位足のトレンド方向に逆らわずにエントリーするのが賢明です。

ただし、リスクの低くなっている相場というのが必ずありますので、そういったときには積極的に上下構わずエントリーしていきましょう。
この時間帯はボラがあるので、リスクが下がっている相場はスキャルピングには適しています。

損切が命です!

ちなみに、日中のトレードと夜の時間帯のトレードを混ぜてトレードするのはオススメしません。
なぜなら、日中はボラが低く、動きも遅く、何十分、何時間かけて稼いだ利益が、夜のボラの大きな時間だと、1回の損切幅で全部吹っ飛ぶからです。
非常に効率が悪いです。
もちろん、日中しかできない人は日中で構いませんが、どの時間帯でもできるという人や、専業を目指す人は、基本的に日中のトレードはしないことをお勧めします。

11/23日更新 資金に見合うロットの考え方と「月利」について

これは、使っているFX会社が国内のものか国外のものかや、どの通貨ペアで行うかなどによっても変わってくるところですが、本質的な部分をお話しします。

まず、基本的に、資金に見合うロットは、
エントリーできる「最低ロット」と考えてください。

それはたとえ、資金が10万円であっても、1000万円であっても変わりません。
そもそもよく考えてみてください。
FXの相場は90%以上の人が勝ち残れません。
ということは、多くの人にとって、
FX口座にいれた資金はすべて捨てることになるお金です。

確率論から言えば、
あなたもまたもれなくその中の一人になります。

しかも、口座に入れた資金がなくなるのは、
1度や2度ではありません。

つまり、ロットをあげれば、
確実に口座資金の収集日が近づくだけです。

ですので、まずは、
資金に対するロットを考えるより、
最低ロットで基本技術をしっかり身につけていく必要があります。

そして、資金とロットの関係を考えるのはそれからです。

では、基本技術が身についた後はどう考えればよいのでしょうか?

基本技術が身についたということは、
自分自身の勝率などを明確に理解しているはずです。
そうすれば、自分のトレードの
最大ドローダウンがどの程度かを自分で
想定することができます。
※最大ドローダウンというのは、自分のスキルだったら利益を上げるまでに最大どれくらい連続して負けるのか、あるいは最大どれくらいの損失を被るのかということです。最大ドローダウンは、それを被っても挽回できるというラインです。もし、挽回できない最大ドローダウンなら、それはただの負けです。

単純な話、最大ドローダウンが10連敗だったとしましょう。
そうすると、少なくとも、口座資金はその連敗にたえることができ、
かつ、そこから再起できる程度の資金が必要になります。

もっと単純に話すと、
例えば10万円の資金があったとします。
そこからトレードをはじめて10連敗しても、
10万円ふっとばない程度のロットじゃなきゃダメだよ、
ということです。

例えば、0.1ロット(1万通貨)で10pipsの変動は1,000円ですが、
それなら10回負けても1万円です。

100回負ければ10万円が吹き飛びます。
※もちろん最低証拠金というのがありますので、そう単純ではありませんが。

個人的なロット数の最適解は

これは、FXのスキルがどの程度かによって変わるのですが、
初心者であれば1か月損切ルールを守って負け続けられるロット数がベストだと思います。
※1日にどれくらいトレードをするかも考慮して決めてください。

中級以上であれば、自分のスキルと相談して、20回程度の最大ドローダウンを考慮して、20回程度は連続で負けても再起できる程度のロットが良いと思います。

ただし、資産が増えれば増えるだけ、リスクは減らしていくべきですので、
資産が増えるごとに連続で負けられる数を大きく想定したロットにしていくのが良いと思います。これは逆をやる人が多いですね。つまり、勝っていると調子に乗ってどんどんロットをあげてしまうということです。
※逆説的ですが、利益への期待を下げる代わりにリスクも下げて、守りの資産運用に切り替えていくということです。

資産形成の2つの方法

ただ、FXでの資産形成というのは2つの方法があります。
一つは、得た資産を元に、どんどん上を狙っていく方法です。
例えば1万円が10万円になったのなら、次はその10万円で100万円を狙っていくという方法です。
もう一つは、1万円を10万にしたのなら、
月末に9万円は引き出して、翌月はまた1万円からスタートするといった方法です。

これは人それぞれですので、
もし、前者を狙うのであれば、
資産が増えてもリスクを減らさずに、
高リターンを求めてロットをあげていく
というのもありかと思います。

逆に、目標値があったり、安定した資産運用を今後考えていきたいのなら、リスクを限定するスキルを身につけていくことが大切かと思います。

月利について

スキャルピングでの月利は、これは当然どの程度相場に向き合えるかによりますが、私が専業でトレードをしていた経験から考えると、1日張り付いても150pips程度がよいところかと思います。

ですので、それを最大値と考えます。

ただし、だからとって150pipsを目的にする必要はありません!
別なところでも書きましたが、
(FXの優位性についてのnoteの記事)
pipsではなく資金面で見たら、
150pipsと5pipsは同じ金額を稼ぐことができるのがFXです。
ロット数を変えればいいだけですからね。

例えば相場に一日張り付いて数十回、数百回のトレードをして、
150pips稼ぐのと、
一日1.2時間相場を見て、数回のトレードで5pips稼ぐのでは、
後者のほうが断然楽ですよね。

なのに、多くの人は前者に夢を追います。

ですので、まず、
pipsをたくさん取らなければいけないという考えを変えることが大切です。
そして、本当に考えなければいけないのは、
小さくpipsを獲得するために、
損失を限定すること
を徹底します。

今日100pipsとって、
明日は50pipsで、
明後日は150pips、
なんていう稼ぎ方よりも、

今日5pipsで
明日も5pipsで
明後日も5pipsという稼ぎ方ができる人のほうが
FXは優れています。

両者は同じだけの金額を稼ぐことができますからね。

月利なんていうのは、
ロットの数字をクリックして変えるだけで
いくらでも上げることができます。

pipsを稼ぐことよりも、
損失を限定することと
損益、トレードを安定させること

に徹底的にフォーカスしてみてください。

それができるようになって初めて、
プラスアルファで獲得pipsを乗せていくようにしましょう。

2022/12/11更新 エントリーの位置が悪い

デイトレやスキャルピングでトレードをする多くの人が
動き出しの前にエントリーをしています。

午前中であれば、
仲値前に、仲値で動きそうな方向に乗っかり、
欧州時間であれば、16時頃からのボラがでてきたあたりでエントリーして、
NY時間前20時~22時頃のボラの広いレンジで、
上下のトレンドを狙ってエントリーします。

だけど、そういうトレードはだいたい、
運任せのトレードであり、
結果的に高値安値つかみになったり、
思惑が外れて逆行されて
ナンピンしたあげく全部持っていかれる
といった流れになります。

よくよく自分のトレードを振り返ってみると、
動き出す前に「予測」で入っていて、
勝てていないことが多かったりします。

トレードは「予測」ではなく
「仮定」です。

これは大きな違いです。
上がるだろうと予測している人は、
自分の考えに固執して、
ポジションを手仕舞えなくなったり、
上手く立ち回れなくなります。
しかし、仮定であれば、
その前提が崩れればその仮定が崩れるため、
新しく状況を考え直さなければなりません。

この思考の状態は
かなりトレードに影響します。

スキャルピングでは、
予測はしません。
値動きに対処するだけです。

多くの人がスキャルピングで勝てないのは、
ただ予測してポジションを持っていることが原因です。

だから、含み益がある程度出ても、
利確できないし、含み損が膨らんでも、
切ることができません。

スキャルピングで勝つためには、
根本的な考え方を変えなければなりません。

多くの人はレンジの手法をしなければいけない環境で、
トレンドを狙い持ち続けます。
逆にトレンドが発生している状況で
根拠なく過熱感で逆張りを繰り返します。
(もちろん、過熱感からの逆張りは有効な手法でもありますが)

冷静に考えてみると、
スキャルピングのトレーダーがトレードする場所は
そこではありません。

スキャルピングのトレーダーがトレードする場所は、
完全にレンジになる状況か、(逆張り)
明確なトレンドの発生中か、(順張り)
トレンド発生後のレンジか、(順逆両方)

それが基本です。

なので、トレンド発生を狙って、
トレンドにかけようとしてはいけません。

トレンドを狙って何百、何千pipsを獲得するというのは
スキャルピングのやり方ではありません。

例えば、大きなトレンドを狙って1000pipsを1ロットで取るのがデイトレだとしたら、10pipsを100ロットで取るのがスキャルピングです。

なので、そのためには根本的にやり方を変えなければなりません。
デイトレ以上の長いトレードは、
相場の予測(仮定)もある程度大切になってきます。

しかし、スキャルピングで最優先しなければならないのは、
損失を限定する立ち回りです。

そのためには、狙う獲物(どの相場をとるか)とトレードをする場所(どの時間帯でとるか)を見直してみることが大切です。

損切が命です!そのことを今日も忘れずに行きましょう!

ポジションは1ポジション以上持たない!

ナンピンをすると、
確かに勝率は上がります。

例えば、1ポジションを1ロットで買い、
逆行したところで2ロットを買うと、
単純に考えて勝率を2倍に上げられます。

トレードは複雑に考えれば
いくらでも考えることができます。
そして、私も本当に色々な手法を試してきました。

概ね成功したのはゾーントレードです。
これは、抵抗帯をゾーンと捉えて、
その間でナンピンして
ポジションを重ねていくというやり方です。

ただこれは、相当資金力に余裕がないと出来ないことと、
そもそもスキャルピングとしては保有時間が長くなりすぎてしまいます。
また、負ける時も当然大きくなるので、
損切もしづらくなります。

それで結局最後に行き着いたのは、
トレードはシンプルに!が一番ということです。

なので、スキャルピングは1ポジションで
勝てるようになってください。
もし、1ポジションではなかなか勝てないというようなら、
あなたはそもそもトレードで勝てません。
ナンピンで勝っているなら、
それは運で勝っているようなものです。
(もちろん、ナンピンを明確な手法として行っている人はそれで構いませんが)

最終的にナンピンを手法として使うかどうかは
それぞれの判断に任せます。

しかし少なくとも、
1ポジションでも勝てるスキルを身につけてから
それを考えるようにしていってくださいね。

2023/1/30更新 負ける時は心理に負ける

相場を少しやっていれば気づき始め、
相場を長くやっていると、
気づき続けることがあります。

「そりゃ負けるよな」っていうことがわかっていながらトレードをしてしまうんです。
それがどんな時かというと、
「それ、どこまでもそのまま逆行したらどうすんの?」
ってことです。
で、そんな時は、
「このまま逆行したらロスカしかない…」
って自分でもわかっているんですよね。

で、それがたまに運よく救われて、
「ほら、待っててよかった」
って思うと、次の時には
運は救ってくれずに、
どこまでも逆行してロスカでおしまい。

だいたいいつもそんなパターンのはずです。

それってそもそも、
トレードじゃないです。

この、たまに運に救われてしまうことが
まさに曲者で、
このせいでFXは難易度がMaxになっている
ということがあります。

「こうなったら絶対に負ける」とわかっていれば
FXはもっと簡単に対処できるでしょう。
しかし、たまに勝ててしまうから、
人を盲目にさせて、
FXをより難しくしてしまいます。

だから、ポジションを取ったときから、
逆行するときは100%どこまでも逆行して
ロスカになるまで逆行してしまうのだ
と思い込んで、逆行の時はここまでで早々に損切という
ラインを作らなければなりません。

また、ついでにいうと、
もう一点FXを難しくしていることがあるのですが、
これは前にも書きましたが、
FXトレードにおいては、
お金が減る=ダメトレードではないんです。

だからもちろん、
お金が増える=良いトレードでもありません。

だけど、
人は心理的にこのことを受け入れられません。
だから、お金が減ると
ダメトレードだと思ってしまい、
すぐにやり方を変えてしまいます。
そして、そもそも良いトレードでも
ダメトレードと思い込んでしまうのですから、
良いトレードを身につけることができるわけがありません。

良いトレードをし続けてお金が無くなっていくということもあるんです。
そんなときは、あと一歩何かを改良すればよいだけです。

これほど世界中でFXトレードが行われて、
頭の良い人たちが大勢いる中で
FXトレードで勝てる手法が確立されていないということは
それ相応の深い理由があるんです。
それは、人間の心理に根差したものだと言えます。

FXに本気で勝とうと思ったら、
その人間心理、自分自身の心を深く理解して
その弱さを克服していかなければなりません。



続く



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