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犯人は誰…でも良い

社用チャリの電灯の電池が切れた、

と思ったのだが、

ダイソーで買ってきたリチウム電池を交換する時に気付いた。

今、私が手にしてるハンドルに取り付けるタイプの電灯は、まったくの未使用・新品であることに。

なぜ未使用品だとわかったのか?

電池と電球のあいだに、使用開始時 引っこ抜かなければならない紙が挟まっていたからである。

紙を引っこ抜いてセットし直したら、案の定、ライトは点灯した。

誰だ?こんな誰も損をしないイタズラをかましたのは。

社用チャリは計4台。すべて同型で電灯も同タイプ。

滞在ホテルから事務所までの行き帰り、主に利用しているのは私を含めた3名。

この3名で、夜一緒にチャリでホテルに帰っている。全員電灯は点いていたのだが、ほんの2、3日経った晩、私の電灯だけ唐突に点かなくなった。

チャリも電灯も購入したばかりなのに、こうも早く電池切れになるものか…。

開けてみたら、前述どおり未使用品であることが判明したのである。

犯人は誰…でも良いのだが、大方、こんなところだろう。

私以外のホテルチャリ組2名は、すでに電灯が点いていたのだから、私のチャリの電灯をこっそり拝借して付け替える必要がない。未使用ライトは電球と電池のあいだに紙が挟まっているというトリックにも引っかかっていない。

となると、チャリ計4台のうち、余り状態にある1台だ。

事務所組の誰かが、陽が落ちてから備品でも買いに行こうと、余り1台の新品チャリにまたがって電灯スイッチをONにしたものの、紙を引っこ抜いてないから点灯しない…

なんだこれ?新品なのにライトが点かない。めんどくせえ。隣のやつと交換しちゃえ!

この私の推理でほぼ確だろう。

なぜなら計4台、すべてチャリは同型、電灯も同タイプだが、カギだけは違う。私を含めた3名は常にカギをロックして携帯しているので、ライトが点く誰かのチャリに適当にまたがって買い出しに行くのは不可能だ。

だから、

しれっと隣に駐輪してあった私のチャリ電灯と交換したのだろう。動かせる余り1台のカギは事務所の引き出しにしかない。

よって犯人は事務所組の誰かである。

推理が甘い?

私以外のホテル組2名のうち、どちらかが、犯人である可能性も捨て切れない?

それはない。

ホテル組2名が、わざわざ点灯する自身のライトを分解し、電球と電池のあいだに、ご丁寧に紙まで挟んで私のライトと交換する理由がない。そこまでやる意味も動機も見当たらない。

さらに、

ホテル組2名が潔白である決定的な裏付けもある。

それは、

2名は両名とも、ナウくてヤングな可愛いピチピチ女性社員、

そんな女性社員が、悪事を働くわけないのである。

でゅふ、

でゅふ、

でゅふふふふ!(^^)

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