いまこそわかれめ

みなさん、こんばんは。
月曜日担当、小太刀です。 

昨日、出演していましたシアター・ミラクルプロデュース目崎企画「いまこそわかれめ」が終演しました。ご来場くださいましたお客様、ご視聴くださいました(これからご視聴になる)お客様、この企画に関わってくださいました全ての方に御礼申し上げます。

今回だいぶ急遽な企画だったにも関わらず沢山の方に見ていただけて本当に嬉しかったですし、ただただびっくりしました笑 このような状況下でありながらもご覧いただけたというのは、「いまこそわかれめ」という作品や出演者が愛されていたということでしょうし、また、演劇そのものが愛され必要とされていたということでしょう。演劇に携わる者としては、とても胸熱くなることでした。

さて今回のこの「いまこそわかれめ」。初出典はたすいちが2018年にしもっかれ!さんのbar公演に参加した時のこと。それ以来たすいちの手から少し離れ色々ところで上演され評判となっている作品ですね。それが今回久々にめっちゃんのところに帰ってきての公演となったわけです。
初演を見て、いつか自分もやりたいなと思っていた「いまこそわかれめ」。でも正直言うと、その初演を見た時には、まさかここまで人気な作品になるとは思っていなかった。というより、再演が難しい作品なんじゃないのかなと思っていた。どうしても上演される場所や演者、企画が限定的になっちゃうんじゃないのかなと思っていた。

でも実際はそんなことはなかった。上演される場所は喫茶店である必要はなく、演者のタイプや性別が変わっても受け止めてくれる懐の深さがあり、色々な作品とマッチングされて企画され、最終的には「いまこそわかれめ」単体で企画が成り立ってしまったのだから。いやはや恐れ入る。

今回演じてみて、その対応力の様を体感した気がする。この作品、余白が多いのだと思う。テキスト上ではかっちりとした流れがあるように見えて、その実、セリフとセリフの間にやんわりと空白があり、その空白が役者やお客様の想像力をしっかり包み込んでいるんじゃないのかなと思う。だから、やる人によって、見る人によって、その映り方は様々変化していってそれが魅力となっているのでしょう。

よかったなぁ。この作品をやれたことも、このメンバーでやれたことも、そして今この時にやれたことも。急遽始動した今回の企画、めっちゃんから話があった時躊躇しなくてよかったなと思う笑


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