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【読書記録⑤ 転職の思考法】〜自分の市場価値を上げろ!〜

終身雇用の崩壊。

この言葉はよく聞くけど、日系大手金融企業にいてこのことをひしひしと感じている人はあまりいないように感じている。

僕はずっとそこに疑問を抱いている。

オジサン方はなんとか会社にしがみついて、自分の数字を稼ぐことにしか興味を持っていない。若手も「いい会社だよな〜」なんて言ってる人すらいる。

正気かと。

自分の市場価値について

本書では自分の「市場価値」を高めること。上司の顔色ではなくマーケットを見て仕事をしろと。

「市場価値」は大きく①技術資産、②人的資産、③業界の生産性に分かれる。自分を「商品」として売り込む。

仕事にはライフサイクルがあり、ニッチ、スター、ルーティンワーク、消滅だ。つまり、ニッチなところから始まって業界が盛り上がって、少しずつ人の力がテクノロジー等に代替されていく。

本書ではこれから盛り上がっていく業界に身を置くこともマーケットバリューを高めることにつながるとのこと。「盛り上がっている」とは、ベンチャー企業の参入が相次いでいることも一つものさしになるらしい。


転職を考えていない人でも、自分の仕事ぶりを振り返るために読むべき良書。



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