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旅の計画書『浜松』多くの起業家をうみだした理由とは!

#浜松 #浜松への旅
#起業家 #本田宗一郎 #浜松城  
数年前、友人3人と行くはずだった旅。その計画をもう一度再現してみることとする。コロナが蔓延し、それぞれの家族が反対したことで、いけなくなった旅だ。

今まで、通過した事は何度かあるが、一度も足を踏みいれていなかった町、浜松。しかしこの浜松、かなり見どころが多い。まずはあの家康が1570年から16年間過ごした城がある。また近世においては、多くの発明家や起業家を生みだした。ヤマハの創業者「山葉寅楠」(ヤマハトラクス)、織物の形染機を発明した「池谷七蔵」。「川合小市」は、日本初のピアルを完成させた河合楽器の創業者。アイディアと行動力をもった傑出した人物を生みした。

また、1933年(昭和8年)には、陸軍飛行学校が開校した土地でもある。太平洋戦争終結から7年目の1952年に保安隊航空学校が設立され、その後は自衛隊で引き継がれた。いま、人々で賑わっているテーマパーク「浜松エアーパーク」は航空自衛隊を知るにはうってつけの場所といえる。

今回の旅、シュミレーションとして考えたのは、いかに少ない予算で楽しむかということ。この条件でプランをねってみた。

まず、どのようにしていくか?コストパフォーマンスで考えると、高速バスの一択となる。東京から浜松間は、片道3800円の安さ。大体4時間20分かかる。

次に宿はどうするか?
最安値だとすると、5000円位のものからがある。駅周辺ホテルは、webでも安いとされているようだ。これは助かる。

見学先はどこにするか?
これには少し驚いた。入館料無料の施設が多いのだ。たぶん、浜松という場所はかなり景気が良いと思われる。だから料金を取らないところが多いんだろう。航空自衛隊のテーマパークも広報が目的、だから無料というわけだ。

*観光スポット6選
⑴ヤマハ・イノベーション ⑵スズキ博物館 ⑶本田宗一郎ものづくり伝承館 ⑷浜松エアパーク ⑸浜松市、楽器、博物館 ⑹浜松城

それぞれ見ていこう。
⑴ヤマハ・イノベーション。浜松駅からタクシーで8分の距離にある。入館は無料だが、1日3回入れ替えするようだ。休みは(日)(月)(祝)だが、ネットで検索しておいた方が良い。ヤマハ楽器の製品800点を展示。ほとんど試し演奏が可能という。

⑵スズキ博物館。アクセスが良いのが嬉しい。浜松駅北口からバスで5分の近さ。見学無料だが、前もって電話予約は必要だようだ。見どころとしては、バイク、自動車、ボートの船外機など、古いものが見れるという。

⑶本田宗一郎ものづくり伝承館。
少しアクセスは悪い。タクシーで行くことになるかもしれない。見学無料で、休みは基本、(月)(火)(水)のようだ。見どころは、本田宗一郎の生き方を記したもの。ホンダのものづくりの歴史。初期のバイクも置いてある。

⑷浜松エアーパーク。アクセスは、浜松駅からバスで30分。片道330円とのこと。休みは基本、(月)と月末の(火)だが、3月は臨時の休みがあるようだ。また、各種フライトシュミレーターもあり、結構楽しめそうだ。ただ人気がすごくあり、入場したらすぐに申し込んでおいた方がいい。なかなか順番が回ってこないかもしれない。こちらも入館は無料。

⑸浜松市楽器博物館。アクセスは良い。駅より徒歩で10分の近さ。ただ、料金はこのなかで1番高く、大人800円。休みは、毎月第2第4(水)。世界中の楽器をみて楽しめるそうだ。土産も買え、隣接したカフェでは食事もできる。

⑹浜松城。行くには浜松駅からバスで6分さらに徒歩6分くらい。入館料は大人200円。城自体は、戦後作られたコンクリート作り。ただ、石垣は当時のまま残っている。自然にある石を、加工せずに積みあげた古いものだ。 
城内では、1階に若き日の家康像がある。等身大なのかは不明だが、迫力があるという評判。2階には、「しかみ像」が飾られている。これは、家康3大危機の一つ「三方原の戦い」での大敗で、家康が九死一生をえたときの絵だ。この教訓を後世まで残そうとして、家康本人が絵師に描かせたという。

まとめ
とにかく企業家の聖地といったら、ここ浜松ということになる。この土地に伝わる根っからの精神『やらまいか』。これは遠州弁で「やろうじゃないか」という言葉だ。

チャレンジ精神をもった人物。これは、脳内物質のセレトニンにおおきく関係している。セレトニンは、太陽光にあたることで生み出されるモノだ。調べてみると、浜松の日照時間は全国でも毎年トップ3位にはいる。浜松で生活している人には、セレトニンが多いはず…。起業家精神はここから生まれたのかもしれない。

浜松の出身者、本田宗一郎の名言にも、「失敗を恐れるより、何もしないことを恐れろ」 「100のうち99は失敗」 「人真似をするな」。これらは、起業家がいつも心にしまっておくべき言葉と言えるだろう。

隣町のトヨタ自動車を含め、ホンダやスズキなどの自動車メーカー。楽器では、ヤマハやカワイ、ローランドの他200社。遠州織物も長い間、この土地を支えてきた。実に興味深い土地と言っていいだろう。起業家精神を学ぶには、最適な土地といっていい。

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