【Salesforce】見やすいダッシュボードをつくりたい!
営業メンバーに向けたダッシュボードを!
自社では、営業活動の再構築を行っています。
そんな中で、メンバー、会議体、マネージャーのダッシュボードが必要だと思っています。
そんな中、まずは手をつけるのはメンバー用であるということで、「メンバーが毎朝Salesforceを開いたときにどんなデータが見えたら嬉しいか」をテーマにダッシュボードのディスカッションと作成を進めてきました。
こんなデータが見れたら嬉しい!
営業メンバーとディスカッションをして、毎朝Salesforceを開いたときにこんなデータが見れたら嬉しい!と意見を頂きました。
進捗の異常値
予実管理
この2つの軸をもとに、どんなレポートを作成して配置をするか自分なりに考えました。
つくってみた!けれど…
Salesforceさんが提供している営業用のダッシュボードのテンプレートがあります。
こちらとても参考になりますので、見たことのない人はぜひチェックしてみてください!
ちなみに、ダッシュボードは、最近ですが画像やテキストも並べられるようになりました!
私もこれらを参考にさせて頂きながら、期日を過ぎているなどの異常値や、予実管理のレポートを作成してダッシュボードに並べていきました。
構成としては以下のような感じです。
予実管理のグラフ(3つ)上段
異常値の数字&表(5つ)下段(合わせてどんな異常値なのか説明するテキスト)
そこから営業メンバーとディスカッションをし、ダッシュボードに表示される項目についてはOKになりました。
けれど、マネージャーからはもっと見やすいカッコイイデザインがいいよねとご意見を頂いて、さらなるブラッシュアップを目指して進みました。
見やすいってなんだろう?
見やすいって具体的になんだろう、と自分の今の力では足りないので、自社のSalesforceの営業担当さんに実際に作成したダッシュボードを見ながらご相談させて頂きました。(感謝!)
そのときに頂いたアドバイスが以下の通りです。
上から下に流れるようなストーリー
上に題目があって、下にスクロールするにあたって深堀していく
指標は3つくらい
文字とグラフのバランス(文字が多いと疲れる)
褒めるためのダッシュボード
頂いたアドバイスと、自分が作ったダッシュボードを見比べるといろいろ異なる点があると感じました。
上から下に流れるようなストーリー
予実管理と異常値というカテゴリで分けただけでストーリーは気にしてない…
指標は3つくらい
異常値の項目5つある…
文字とグラフのバランス(文字が多いと疲れる)
ほぼ文字…
褒めるためのダッシュボード
メンバー同士が、異常値0になった?みたいな会話や、マネージャーから異常値0ですごいね!と褒め合う文化をつくりたい!(今はない。)
このアドバイスと現状のギャップを埋めていきながら、最終的に作成したダッシュボードは以下のような構成になりました。
異常値の数字(3つ)
最初は5つありましたが、優先度を決めて絞りました。説明のテキストもなくしました。
↑のレコード表(1つ)
最初は異常値の数字に合わせて表もその分作っていましたが1つにしました。ここからレポートに飛んで修正してもらうのを想定。
予実管理のグラフ(3つ)
常にタスクに追われているメンバーのために…
メンバーは常にタスクに追われています。
そんなメンバーに対して提示したいことは、その日やらなければならないことをシンプルに、です。
最初は、異常値の数字が5つありましたが、3つに絞り、ダッシュボードの上段に並び順を変えました。
予実管理よりも異常値(確認した方が良い商談レコード)がダッシュボードを開いてすぐに見れた方が便利だと思ったからです。
このような意図をマネージャーに伝えながら、修正を重ねていったダッシュボード(バージョン5までになりました)を見て頂いたところOKを頂きました。
営業メンバーに再度確認してもらったところ、これで本番環境で使ってみたい!と前向きに言葉を頂けました。
まとめ
ダッシュボードにはいろんな情報を置くことができるので、あれもこれも!になって多くなりがちだなと思いました。
アドバイス頂いた通り、指標は3つという制約と上から下に流れるストーリー性を考えると、整理整頓されたダッシュボードが作りやすいと感じました。
今後、実際にメンバー用のダッシュボードは使用して頂きながら修正を重ねていけたらと思っています。
まだ作っていない会議体とマネージャーダッシュボードも今回学んだことを生かして進めていきたいと思います。
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