こどもに習い事をさせるのは、ほんとうに良いことなのか。

習い事をしている近所のこどもたちをみて焦る

小学校に上がる前から、水泳・そろばん・ピアノ・体操・英語など周囲の親たちは自分のこどもにしっかりと習い事に通わせています。自分のこどもも通わせなきゃと焦るものの、送り迎えの労力や習い事が終わるまでの時間、お金、どれをとっても余裕がありません。
いろいろな話を聞くほど小さいにうちにやっておくほうが良いと言われ、無理をしてでも通わせようかと考えさせられてしまいます。
そこで、自分なりの切り口で少し調べてみることにしました。

習い事のメリット・デメリット

私が習い事と聞いて一番に思うのは、英才教育です。ちいさい頃から何かに特化して、将来のアドバンテージを得るようなイメージです。
専門性以外の部分でも、ちいさい頃に始めておくメリットが大人になってからどれほどの効果をもたらすのかもわかりません。
一般的に習い事のメリット・デメリットは以下のように言われているようです。

メリット

  • 言語習得の用意さ

  • 認知能力の発達

  • 自己表現力の向上

  • コミュニケーション能力の向上

  • 身体的発達

  • 健康促進

  • 社会的スキルの発達

  • 自己肯定感の向上

小さい頃は脳の段階でとても吸収能力が高いそうです。言葉にしても運動にしても教えたことをどんどん吸収して、将来の基礎部分を作っていきます。
また、発表する機会や何かに挑戦する機会は表現力や自己肯定感の向上に役立ちます。
さらに、外国人や年配の方など普段関わることが少ない、いろいろな人と関わるメリットも大きそうです。
確かに普段の生活だけで、これらを高める自信はありません。

デメリット

  • 過度の負担やストレス

  • 選択肢の制限

  • 怪我のリスク

但し、楽しいが前提のこどもにとってはある程度以上の練習や競争自体がストレスになってしまうことも想像できます。
また、習い事をしていると他への興味を探求する機会が制限されてしまいます。他にもっと楽しいことや才能がある可能性を潰しかねないということですね。

習い事ではなく、経験することが良いこと

専門性のある技術的なことは後からでも時間をかけて習得できると思います。しかし、知見を広げる、できることの幅を広げる、自己肯定感を高めるといったことはちいさいうちにやっておくべきことだとわかりました。
専門性を重視しないのであれば、習い事を通じて経験することが大切なのだと思いました。

ピアノにいってみたけど、あまり楽しくなかった。
水泳で25m泳げて、自信が持てた。
そろばん教室の友達と会うのが楽しみだ。
英語を知ることで、外国の文化に興味が持てた。
走るのは好きだけど、競争するのは嫌だ。

こういった経験をさせることが重要で、これらの経験をもとに小学校や中学校と上がったときに自分の選択肢を広げたり絞ったりできるようになるのではないでしょうか。

定期的、継続的なものにこだわらない

習い事はとても良いことだけど、自分の状況を鑑みても、毎週〇曜日や月〇回という定期的・継続的な習い事にこだわらいようにしようと思いました。
今月はサッカー教室があるから行ってみるけど来月はバスケにしてみようとか、予定が空いたから英語イベントに行ってみるとか、単発・短期間でも可能なものから参加してみようと思いました。

自分で我が子に習い事を開催する

経験させることが重要なので、自分の得意を教えるのも良さそうな気がします。お手伝いや遊びとはしっかりわけて、自分で「教える」という時間を作っても楽しいかもしれませんね。

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