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国家資格を活かした仕事

なんせ給料が安い。

保育士・介護福祉士。
もちろん他にもたくさん。

仕事に憧れ、資格を取り、仕事に就き、絶望し、辞める。

少子高齢化。

少ない子供を大切に育て、多い老人の面倒を見る。

社会の構造がそうなっているわけだから、それに見合った支援を国がしていけばいいだけの話。

しかし、少子高齢化のせいもあり、歳入自体が減って、十分な社会保障費を捻出できなくなってきているという現実もある。

こうなったのは50年以上前に、2024年頃にはどうなるかということが十分に推測できていたにもかかわらず、目の前の課題に飛びつき、未来の課題から目を背けていた国家の責任でもある。

そんなことを言っていても今の課題解決にはならないわけで、では一体この課題をどう解決すればいいのか、と問われれば、私としては社会福祉に関わる人の給料は公務員基準。それに準じた給料を支払える環境を整える、としか言えない。

正直言えば、そんなことをすることに私個人としては反対なのだが、社会全体の課題を解決していこうと思えばそうするしかない、と考えてしまうだけだ。

例えば、保育士さんの給料が公務員並みの待遇になれば、そもそもで言うとなり手が増えるはずだ。
子供が好きだという理由だけで保育士になるということではなく、安定した仕事という目でその仕事を見ることもできる。

そして同時に配置基準などの、今目の前にある給料以外の課題を解決していくということしか思い浮かばない。

高い金を払い、国家資格を取り、仕事をして、結果その国家資格を生かした仕事をしても十分な生活をすることはできず諦めて別の仕事に就いてしまう。
そんな環境自体を変えていける国であって欲しいものだ。


わーわー言うだけの気楽なおじさん。

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