あんた何様?な中小企業診断士
とある複数の介護事業所を持っている法人。
一部の事業所を除いて業績の悪化が著しい。
ということで、中小企業診断士のコンサルに入ってもらったが、どうも業績の向上に繋がる気配を感じないということで、社労士の方から私にお声がかかった。
中小企業診断士の先生に挨拶をし、自己紹介をすると、なんだか上から目線で、「あんたコンサルできるの?」という雰囲気。
事業所の管理者を集めた会議に同席をさせてもらった。
ふむふむ。なるほど!
一般論としては素晴らしい。
んで、じゃあどうやって利用者の獲得をするの?という話しには、営業の強化だの、他事業所との差別化だの、自社の居宅事業所からの紹介を増やせだの、ケアマネにノベルティを配れだの、お前大丈夫か?ってことを延々と話す。
しかも客単価を上げなければならないとか、定員以上の利用者を取れとか、介護保険の仕組みわかってんのか?ってな感じ。
チームビルディングではなく個の能力を上げろだとか、ティーチングだとか、残業を増やせだとか、業務中の記録をやめろとか、人を減らせとか、もうね介護でそれ言う?ってのがもう笑えてきた。
優秀な中小企業診断士がいるのも知ってるし、知り合いにも優秀な人がいる。
しかし、こやつはダメだなと判断したので、ボコボコにしてやった。
あ、殴ったわけではないぞ。
面積基準・人員の配置基準・法定研修の種類わかってるの?
これだけ。
答えられないんだから、一般論でしか話せんわな。
利用増やせ?⇒定員増やさないとダメなのわかる?⇒面積足らんけど?
人件費抑えろ?⇒配置基準下回るけど?⇒減算でさらに売上減るよ?
虐待防止・身体拘束廃止なんて当たり前の研修は必要なのか?⇒年間の法定研修で定められてるけどしないの?⇒罰則あるけど売上さらに落とすの?
で、あんたなにしにきてるの?
知識をひけらかしに来てるんなら、邪魔なんですけど。
こんな屈辱は初めてだ!
ってプンプンしながら帰っちゃった。
たまにいるんだよね。
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