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「脱出」を考えている医師のみなさん

お疲れさまです。
大丈夫です。分かっています。

年末年始の合間に、ぜひ一冊。
当直なのですね。お疲れさまです。

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医師の感情〜「平静の心」がゆれるとき〜』
(『What Doctors Feel: How Emotions Affect the Practice of Medicine』)
著者:Danielle Ofri
訳者:堀内志奈
発行者:医学書院
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まずは、訳者の堀内志奈先生の記事から読んでみてください。以下に一部引用します。

…(中略)…
「夜中の歯痛がことさらつらいのは、世界中で今この痛みに苦しんでいるのは自分だけであるかのような孤独を感じながら耐えなければならないからだ」とよく言われるが、自分が何かに悩み、苦しんでいるとき、それが決して自分一人に限ったことではないと知ったら、そしてそうして悩むのは自分の能力や才能、努力が足りないせいではないかもしれない、と思うことができたら、それだけで気持ちが楽になる人は少なくないだろう。特に悩みを誰にも打ち明けられず、一人密かにつらい思いを抱えている人がいたら、ぜひ本書を一読してもらいたいと心から思う。
…(中略)…

『医師の感情』翻訳に込めた想い より

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発行者の医学書院のサイトには「序文」「書評」も掲載されています。前者はやや長め、後者は2本でいずれも短めとなっております。

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著者自身のサイトには「Reviews」が掲載されています。全米は泣かなかったようですが、海外の各種ジャーナル、ラジオ、一般の方など。なお、「Reading Guide」はA4で8頁ですので、飛ばしていただいても。


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英語版は2014年(日本語訳は2016年)に刊行されましたが、いつの時代もどの国もさほど変わりません。きっと今後も変わりません。変わらないので、とりあえず購入して読んでみてください。

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少し復活しましたら、こちらの記事でまた悩んでみてください。同じく堀内先生が対談されています。

本当にお疲れ様です。
そろそろ呼ばれますよ。

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