見出し画像

アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)の副作用について

さきほどPMDAから情報が飛んできましたので、お知らせします(以前、PMDAや添付文書について触れた記事を投稿しましたので、追加のご連絡的なものです)。

✳︎

「アセトアミノフェン含有製剤(経口剤・坐剤)」(解熱鎮痛剤)について

“薬剤性過敏症症候群の副作用”が「OTC医薬品」の⚠️使用上の注意(添付文書)にも追加されます

という内容です。詳しくは、以下の改訂内容をご確認ください。

PMDA(医薬品医療機器総合機構)HP
OTC医薬品 使用上の注意改訂情報」より

流通在庫との関係から、改訂内容を反映した製品がお手元に届くまでに時間を要することがありますので、既にお手元にある製品を販売する際には、ここにご案内申し上げました改訂内容をご確認くださいますようお願い申し上げます。

「OTC医薬品 使用上の注意改訂情報(5頁)」より
外箱や中の紙の添付文書に反映されるのに時差がありますので、販売するときには薬剤師さんお願いねという内容。

✳︎

軽く復習です。

「OTC医薬品」は、処方箋なしでドラッグストアや薬局で購入できるお薬です。

「アセトアミノフェン含有製剤」は、一般的な解熱鎮痛剤のことで、子ども用かぜ薬のシロップから大人用のカプセルや錠剤にも含まれており、たくさんあります。

「商品名」は、医療用医薬品だと“カロナール®”が代表的ですね。OTC医薬品については、上記リンク先から直接ご確認ください。驚くほどありすぎて笑ってしまうはずです!

✳︎

薬剤性過敏症症候群」自体はまれですが、添付文書に追加される以上は、知っておくといいのかなあと思います。

過去に投稿した記事を自ら引用します。

「肌がカサカサします…」
「喉がイガイガするのだが…」
「ここが少し赤くなっちゃってて…」

そのひと言が前兆を知る手掛かりに繋がるかもしれません。カルテにもあなたのことを書いています。きちんと見守ってくれています。

入院すると登場する彼ら彼女らとの触れ合いを中心に


入院中だけでなく、外来投与中でも何か気になる症状があれば、看護師さんにすぐ伝えちゃってくださいねー。

✳︎

お薬の基礎知識をつける記事です。
正しく知って、適切に服用しましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?