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師と(前編)

うぇるかむ とぅ ぱすたふるわーるど!
こんちゃ!ぱすたです!

先日のこと、朝っぱらに取締役からの電話を取ってしまい、地獄の釜を開けてしまった気分の1日がはじまりました。

取締役「あー、あのさぁ。明後日でエグゼクティブ(ぱすたの前任。前役員)が最後の出社日になるから〜。でも、引き継ぎはやってるし、大丈夫でしょ??花束とか、手配よろしくね〜。」
ぱすた「え?ええ??…………はい。。」

これ。普通に考えて、普通なんですかね?


ぱすたの身の上話になってしまいますが、
前職は某界隈勤め。
外回りとして、カブに乗っかって、黒い大きなカバンを持ち、スーツをバリ裂き、靴底をすり減らす、どぶ板営業マンでした。
人権なし、返事はハイのみ、自発的に言いました。
の文化圏で育ち、社会人として、この世に蔓延る「黒」に染まった出発でした。
しかし、中身が黒でも外へは白として振る舞うことは当たり前。体裁や、節目。形式上といったことを重んじることは外さない。
そんな最低限人の心の形をした古き良きものが残る組織でもありました。(いや、許してないことも、許せないことも多いけど。w)

そんな牢ご…素敵な組織から離れ、次に流れ着いた先が弊社なのですが、最初3ヶ月目辺りから、ただならぬ黒の雰囲気、目に余る杜撰で心ないやりとりの数々を目にしてきております。

そんな中、エグゼクティブはこの道40年を越える、いわば職人のような方が定年退職なされ、役員の立場を退き、期間ごとのエグゼクティブアドバイザー的なポジションとして、会社に携わってくれていました。 
ぱすたとしては、距離の近さと煙草、声の大きさ以外は素晴らしい営業マンだと思っております。(大変失礼)

すなわち、この会社には
不文律で
不形式としてしかなく
文面として蓄積している過去のデータがない
40年分の仕事

が存在し続けているわけです。

そこから、私に「これを引き継いで」とのお達しが落ちました。無謀です。てか、無理です。

取締役から指示され、エグゼクティブから行われたの引き継ぎは
肩に手をやり「じゃ、任せたぞ。ワシもまだ元気だから、何か困ったらLINEくれな!来てやるから」
終わりです。

文章なし
文面なし
所要時間15秒

引き継ぎの儀、滞りなく終了しました。

そもそも、わたしは営業補佐として、バックオフィス。事務方の入社で、入社の際から営業は苦手で、やりたくない旨を積極的に伝えた上での入社でした。
(まあ、反故になっていってますけど。。)

そのため、今となっては
・エグゼクティブの仕事
・バックオフィスとして営業マン3人の裏方
・事務所の細々としたアレコレ
を担う感じで、バックオフィスなんで定時で上がって下さい。と言われてます。(ま、このへんはまた今度に)

そして、エグゼクティブの仕事を強制的に引き継いでいくなかで、冒頭に戻ります。

とはいえ一個ずつ、壁(クレーム)にぶち当たる度、前を向いて対処してきました。

「これは一体……」と尋ねて、
「あー、それはエイヤーしとけばいいよ」
とか
「この話、進んでるか?」と尋ねて、
「言ってなかったっけ?」
とか、
「これ、いつのですか?」と尋ねて、
「そんなの15年前に決まってるだろう♪」

大変、勉強させていただいておる関係性です。


しかし、尋ねれば答えていただき、基本的に見捨てず全部回答してくれ、時には手ほどきを入れてくれるエグゼクティブ。
どっかの界隈とは大違いなほどに、手厚いOJTであることは間違いないと思います。
(しかし、ライターの火で炙り、炙った箇所を素手で依るんだ!という指導にだけは、中々上達及び前向きになれなくて、冬。)

そんなお茶目さと大胆(な職務放棄)さを兼ね備えたエグゼクティブですが、節目的なものを意識なされており、我々も当然重んじるつもりで過ごしておりました。

今月の初め、エグゼクティブはポツリと「ところで、ワシはもう来なくてもいいのよな?」
と、言い放ち、現場が少々凍てつきました。

もちろん、弊社は今月が棚卸し(絶賛デスマーチ中)でして、年度の節目が今月となっておるため、エグゼクティブの任期も一旦切れることになることは周知でした。

しかし、業務の遂行状況や、引き継ぎ状況など、まるで砂漠にやっと小雨が降った程度の状況改善でしかない、
正確には視野が30cm先までしか見えない知見で進んでいかざるをえない現状、思い出してくださることをなんとかキャッチしながら、眼の前の問題(クレーム包含)を解いていく、ヒノキの棒のみ装備した冒険者感。

このような現状を見ている、本営業所員は必要性に駆られていました。

そんな中、突如の契約打ち切り宣言が如く、そして「お疲れ様でしたの儀」も簡易的にサラッと流してねって仕打ちは、エグゼクティブにとっても、我々のような子鹿にとっても、寝耳に水でした。

いつまでも、師は居てくれない。

頼りたいときに限って、その人は居ない。

居なくて言いときに、、五月蠅い。

身構えている時には、死神は来ないものだよ。ぱすたウェイ。

とても、沁み入る言葉ですね←


いつまでもは、居てくれませんが、いてくれる間に、聴けること、聴きたいこと、話しておかねばならないこと、ちゃんとしないといけませんね🤟

ではでは、デスマーチに戻ります(泣)


それではまた!
see you,soon♪

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