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エロス

手が触れても体に戦慄が走る

薄い肩、軽い肩に、顔埋め、

心がキリキリ切なく音立てる

彼の言葉が知恵が、

まるで自分の中に、頭の中に流れ込み


彼の心と完全に自分の音が共鳴した時


多分、性行為より激しい歓喜を私は得ます

精神性無くして、肉体的充足感は無い

年齢重ねる前から、私は、相手の所有する精神性、背景を
必要とした

勿論、ただ、肉欲、感じるって点では、生物的に雌ですから
在りました

そうした性行為って、独りになった時、残るのは「空虚」なんです

「孤独」絶望的な空疎感・・

別れても、声と言葉、彼の流した涙や理由、それらが
余韻として、私を満たさなければ
官能と呼ばない

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