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明日死ぬかのように生きよ。

有名なこの言葉には「永遠に生きるかのように学べ。」と続きますが、今日はこの前半部分についてだけ語りたいと思います。
「明日死ぬかのように生きよ」という言葉は、今という時間を大切に生きるための言葉と私は解釈しています。
人生は途方もなく長く感じるけれど、実際は限りがあります。
明日やろうとしていたことが、必ず実行されるとは限らない。
先延ばしにしたことが、もしかしたら明日にはできなくなっているかもしれない。
後悔をなくすため、「今」できることや、したいことを行い、一瞬一瞬を大事にする。
そういうことだと思っています。

ところで、明日自分が死ぬということを知ったら、私は何をするのかな?とふと考えました。
正直、死ぬまでに完結を見たい作品や、まだ発表されていない未来で行われるエンターテイメントで見たいものはたくさんあると思います。
でも、それは自分でコントロールできるものではありません。
そこまでの時間が自分に残されているかが全てです。残っていれば必ず実行に移す気もします。

だとすると、たったの一日でできることはなんでしょうか?ぼーっとしてるだけで終わってしまうような気がします。
では、一週間だったらどうでしょうか。
そうすると一つだけやりたいことが浮かびました。
今まで仲良くしてくれていた人だったり、お世話になったりした人に感謝を伝えたい。
一週間あれば大切な人に伝える時間ぐらいはとれるでしょう。
一か月、半年、一年と伸ばして考えていくと、漠然と生きた証を残したいという考えが浮かびました。
何かの作品を作って後世に残すのか、子孫という形をとるのか、そういった具体案はありません。

こうやって考えていて見えてくるのは、三点です。
・今の自分が、心からやりたいと思ったことを実行に移していること
・人への感謝をあまり表現できていないこと
・漠然と、何かを残したいと考えていること

ひとつめは、そのまま変わらずに行きたいと思います。
ふたつめは、これから意識して言葉に出していきたいと思います。
そして、みっつめが一番大事なところ。
今、私は自分が何がしたいのかよくわからなくなっているのですが、ここにヒントがあるような気がします。
何を残したいのか。誰に残したいのか。
これを具体的にして、実行に移すことによって、世界が開けるような気がしてきました。

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