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脳が記憶できる量には上限がある

最近、いろいろなことが思い出せなくなっていると感じることが多いです。
単語が出てこないのはもちろん、出来事も忘れがち。
その日にしていたことが何だったのかも、思い出せない日があります。

日々が忙しなく過ぎていっているからかもしれません。
たくさんの新しい情報が濁流のように流れてきて、脳に入ってきているからかもしれません。

脳が記憶できる量には上限があると感じます。
新しい知識がたくさん入れば、その分何かがトコロテンのように押し出されていきます。
それは無慈悲に、自分が残しておきたいと思った事柄に対しても行われます。
嬉しかったこと、感動したこと、人に優しくしてもらったこと、幸せを感じたこと、好きだったこと。
どれも、これも、記憶の彼方へ飛んでいく可能性があるし、実際に忘れていっていることもあるのだと思います。

新しい知識を知ることは、自分の世界を広げてくれます。
けれど、そのせいで大事なことを失ってしまっては、本末転倒です。
忘れたくない事柄は、定期的に自分の中で何度も反芻して、大切にしてあげたいと思いました。

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