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【研究 vol.3】LDの子どもが活用できる教材と支援サイトリンク

学習障害(LD)の子どもが活用できる教材と支援方法、それらのデータベースをまとめた記事です。


LDの子どもの支援への活用教材


〇デジタル教科書を利用する


・・・読み上げ機能、文字拡大表示機能、フリガナ機能、ハイライト機能などができ、書く児童に合った設定が可能。

〇タブレット学習


・・・オンライン上の学習障害の小学生向けの教材を活用することができる。キーボードや手書き入力機能などの活用においても期待。

〇デジタルカメラの活用


・・・板書を書き写すのが苦手でも撮影することで振り返りが可能になる

〇そろばん、計算機の活用


・・・そろばんや計算機を使い数を数えたり、計算の困難さを解消するねらい。

学習障害(LD)にある子どもへの支援方法


〇学校と合理的配慮を相談する


合理的配慮・・・障害のある子どもに対し、その状況に応じて、学校教育を受ける場合に個別に必要とされるもの。
※この場合の障害は診断の有無に関わらず、学校生活や学習に困難がある状態を指す。

学校で行われる合理的配慮の例
・プリントに書かれている文字を大きくする。
・フリガナを振る。
・音声読み上げソフトの使用。
・テストを別室で受ける。
・テスト時間を伸ばす。

〇学習障害(LD)のある子どもに合った教材・教具


〇特定非営利活動法人 全国LD親の会 発達障害児のためのサポートツール・データベース
https://www.jpald.net/research/index.html
〇国立特別支援教育総合研究所 「支援教材ポータル」独立行政法人
http://kyozai.nise.go.jp/


次回予告

この研究を進める上で、どうして自分が研究するのか、その意義を深掘りたいと思っています。
このままこの研究を当事者意識の無いまま進めていくと、どうにも間接的な象徴的支配のようになってしまいそうで。当事者でなかったら研究しては取り扱ってはいけないのか?、という問い自体が私の中に何かしらのバイアスがある状態だともとれるし、とにかく自分がこの研究を行う意義をしっかり見つけたいんです。
そこで実際に学習障害や発達障害の子どもたちの支援を行っているNPO法人み・らいず2というところの活動説明会に行ってみようと思います。そこに行って実際に話を聞いてみることで、自分が取り組もうとしていることにより自分目線で向き合えると思ったからです。
どうして自分がこの研究を行うのか、見つめなおすとともにもっと深くかかわっていこうとおもいます。

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