【Guardian書評_1130】


米軍機が日本沖で墜落、少なくとも一人が死亡


海上保安庁に屋久島沖で飛行物が墜落したと漁船から連絡を受けた。
その後の調査により、墜落したのが米軍機・オスプレイだとであること、6名が載っておりうち5名としか連絡がとれないことが明らかになった。


オスプレイは日本を含め過去に多くの事故を起こしている。
それらは米軍基地に多く配備されており、玉城デニー氏は米軍に対し日本でのオスプレイ飛行を全て停止するよう要請すると述べた。


●オスプレイの主な事故

2012年
4月  モロッコでの演習中に墜落。乗員2人死亡、2人重傷
6月  米フロリダ州で墜落。乗員5人が負傷

2015年
5月   米ハワイ州オアフ島で着陸に失敗。乗員2人死亡、負傷者多数

2016年
12月   沖縄県名護市沖に不時着し大破。乗員2人負傷

2017年
8月  オーストラリア沖で墜落。乗員3人死亡、23人負傷

2022年
3月  ノルウェーでNATO大規模演習中に墜落。乗員4人死亡
6月   米カリフォルニア州の砂漠に墜落。乗員5人死亡

2023年
8月  オーストラリアで演習中に墜落。乗員3人死亡、5人重傷

また開発段階~実戦配備後までの死亡人数は57人とわかっている。
これらはすべて戦闘ではなく事故で亡くなっており、配備の是非を問う段階にきているともいえる。

日本での死亡事故は今回がはじめてである。
この事故をうけ、沖縄県民は不安・不満を募らせた。

国内でオスプレイは米軍だけではなく、陸上自衛隊でも運用している。
輸送ヘリと比べ、最大速度が約2倍、航続距離は約3倍長く、輸送任務などで使用されている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?