旭川ハーフマラソンに参加しました
今年はケガの静養で大人しくしていようと思っていたのですが、散々迷った末、近いしハーフならいいかと、旭川ハーフマラソンに参加しました。
月間走行距離が150kmにも満たないので、記録は狙わず、無理をせず完走を目指します。駐車場はスタート付近の大雪アリーナと廃業した結婚式場、近くの中学校に設けています。ちょっと遠いですが、旭川駅付近のコインパーキングも利用できます。アクセスしやすくなりました。
コースの変更
今年から大幅なコースの変更がありました。
例年だと花咲スポーツ公園がスタートで石狩川沿いや常磐公園など旭川の名所と、自衛隊の敷地を走るコースになっていました。
今年は、スーパーアークス大雪アリーナ付近がスタート&ゴール地点。神楽・雨分緑が丘地区を通り、忠別川沿いを走ります。
走ってみると、10kmまでは公道1車線分を走るので、スタート付近以外で隣のランナーとぶつかりそうということはありません。まあ、3500人程度ですからね。道マラのように完全に道路を封鎖することもないので、市民への負担は少ないでしょう。
スタート〜7km付近
PBでスタート順が3つに分けられており、今季初レースの自分は完走が目標なので、後方の120分台に並びます。スタートの号砲がなってから1分少々で列が動き出し、数分のロス。でも、スタート地点は2車線分の広さがあり、他のマラソン大会に比べてスムーズです。
大雪クリスタルホールから、国道237に向かい左折。富良野方面に向かって走ります。混雑した中で、ペースが乱れないよう目標タイムキロ5分50秒のペースを守ります。国道を右折すると平成大橋が見えてきて、壁のように聳え立つ登りがみえてきますが、案外緩やか。今年のコースは前半に上り下りが集中しています。
平成大橋を越えて交差点を左へ曲がり、道道90号線を雨分に向かって走ります。ここは、車だと走りやすくスピードが出るところ。2車線がコースになっており、非常に走りやすかったです。大きく左カーブを曲がる手前に第1関門があります。ここを過ぎると、このコース1の難所、雨分大橋と跨線橋の坂道を迎えます。なだらかな坂道ですが、ペースダウンするランナーさんがチラホラ。ペースダウンしすぎないように心がけます。
7km〜10km付近
上り坂を登り切ったあたりで、右手に高校の吹奏楽の応援があります。緑が丘地区に入り左に曲がると中学校の吹奏楽が出迎えてくれます。2箇所とも残念なのが反対車線越しの演奏で、ちょっと遠い。感謝の言葉も届かない距離なので走り続けます。坂を登ったせいか、少しペースが上がって5分20秒台まで上がっています。
8km付近が急な下り坂になっており、足を潰さないように気をつけます。すると第2関門が見えてきます。その先には緑東大橋が見えてきます。橋を越えてUターンして河川敷のコースに入ります。コースは狭くなりますが、このあたりまで来ると、かなりばらけるので問題ありません。
10km〜15km付近
ここから忠別川を一気に降ります。いくつかの橋の下を潜りますが、橋の上からの応援も嬉しいですね。しばらくすると、宮前公園、北彩都ガーデン、旭川駅南口前を走り、非常に気持ちがいいです。左手に見える忠別川の流れも、飽きさせません。忠別橋を越えると、高校生の吹奏楽と横断幕の応援があり、こちらはコース間近まで来ていたので、「ありがとう!」と返しました。第3関門を越えると正面に見えてきた旭川大橋で折り返し、対岸へ走ります。
15km〜20km付近
忠別川の対岸を走ると、忠別川と美瑛川の合流地点が見えてきます。1kmほど走ると、今度は美瑛川の河川敷を走ることになります。両神橋を渡り、川の合流地点をぐるっと回るコースを走ります。ここで河川敷の上から下に降りると第4関門です。ここを過ぎると、対岸の旭川商業の応援が聞こえてきて、エネルギーをもらえます。
ペースは5分後半をキープ。出来過ぎなくらいでブレーキがかからないよう、ラストスパートに向け温存します。
20km〜ゴール
15km過ぎから1キロごと走行距離の看板があります。20kmはちょうどクリスタル橋をこえて折り返すあたり。「ああ、この橋を登ればゴール!」と勘違いして心が折れそうになります。さらに上流の氷点橋まで走らなければなりません。
ラストスパートでペースを上げる人が現れて、1人2人と抜かされます。自分もペースを上げようとすると左足に違和感が…これ以上ペースを上げると足が攣りそう!なので、足がつるかつらないかのギリギリを攻めます。クリスタル橋を左折すると緩やかな下り。その先にゴールが見えますがペースを上げられません。ペースを維持してゴール。2時間数分台と本当に平凡な記録でしたが、給水でも立ち止まることなく完走できたし、良くて2時間10分、でも完走も難しいのでは…と思っていただけに、上出来でした。
ゴール後
アリーナ入り口付近で、完走タオルとスポドリをいただきます。このタイムですから、アリーナ内のブースは各カテゴリの表彰も終わり、店じまいの様子。無料のマッサージを受け、駐車場のキッチンカーのブースに向かいます。みなさん、思い思いに楽しんでいますが、キッチンカーは長蛇の列で、出遅れてしまいました。
完走してみて
思いもよらぬ好タイムを叩き出したことで、気を良くし「これならフル行けんじゃね?」という思いが湧いてきました。ということで、ダメ元で作AC.真駒内マラソンにエントリーしました。残り1ヶ月余り(執筆段階)で、急いで調整し完走を目指したいです。ちなみに2016年にも参加しており、詳しいことはこちらに
新しいコースは、旭川らしい橋と川が存分に楽しめます。後半は河川敷を走るので自然に囲まれた場所、整備された公園と非常に飽きさせません。通行止めによる市民への負担も少ないです。
ただ、この時期は網走のフルに参加する人が多いのではないでしょうか。網走は町を挙げてのイベントで、どうしても見劣りしてしまいますが、自分のレベルに合わせて、どっちにエントリーするか考えて、参加してみてはいかがでしょうか。