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乗れる気がする。vol.6

前回パニック障害の発症後、どうしても悪循環にハマッてしまうという話をしましたが、したっけ?してないか?まぁいっか!今回はそのメカニズムを簡単に!

予期不安に怯えながら生活する人の中には、なかなか良い方向に進まず、それどころか、どんどん悪い方向に進んでいるという感覚を持つ人は少なくないと思います。

悪循環になる原因はなんなのかというと、
それは一重に
その理由が理解できないから」だと言います。

私もまさにそうでした。来る日も来る日も「なんでこんな気分なんだ。悪魔め〜!どっかいけ!」と常に頭の中で闘っていました。

結局それでは、傷ついた神経系に回復するための時間を与えることができないようです!
なぜそんなことになるのかをメカニズムとして理解し受け入れれば、一日中自分の気分にばかり意識がいかなくなり、頭に休息が訪れることで、回復に向かいます!つまり!そういうことなんです!

では、パニック発作が起きるメカニズムについて見ていきましょう。

ズバリ!ただ、アドレナリンが急激に分泌されただけ

短期的や長期的、慢性的にストレスを感じていると、体がもうこれ以上のストレスを感じるのは御免だ!となって、アドレナリンを分泌して、心配やストレスを解放!そうすることで、自分自身を守っているんですね〜。

肝心なのは、あなたが感じている感覚はどれも、少しも害はないし、危険でもない、ということを本当に理解し、それを信じることです。あなたの体に分泌できるアドレナリンには限界があるというのは医学的な事実であり、必ず平常に戻ります。
安心してください!戻りますよ!PANTS!

これは私もがっつり経験しましたが、
例えば、あなたも隣人も同じ店に行くわけですが、片やあなたはそれを危険な場所と認識するし、もう一人はしないわけです。でも、その店を怖ろしい場所と思っていた人が自らすすんでその店に行き、悪いことが何も起こらなければ、その人の認識は元通りになって、もうその店を避けるべき場所とは思わなくなります。

こう考えてみましょう。
あるとき、あなたが怖いと思っている危険な犬に道で遭遇したとします。胸がドキドキし、鼓動が速くなりますね。パニック障害になり、とても不愉快な気持ちになるでしょう。でも犬が通り過ぎてしまえば、あなたは緊張をとき、体も元通りになるはずです。

問題ありませんよね?

ところが、パニック発作の場合は違います。
理由がないのに、パニック状態になるのです。

なぜでしょうか?

少しずつ水が溜まっていくコップを想像してください。水はだんだんと増えてコップは一杯になり、これ以上は溜めることができなくなって溢れます。
長いあいだにわたってストレスを感じたり心配を抱えたりしていると、親しい人との死別、失恋、その他の長期的な問題など、原因はさまざまですが、アドレナリンが継続的にあなたの体内で分泌されて、やがて溢れてしまうのです。

というのがパニック発作のメカニズム!
ちょっと眠すぎて説明がまとまっていない気がするので後日改めて具体的に話せればと思います!

とにかく、この白黒になってしまった世界を変えるためには、当然この悪循環を破る必要があります!

どうするか?

喜んでそういう場面や状況に自分の身を置き、何でもいいから感じることです!不安を感じたらそれでいい!ご飯に浅漬け!それでいいんです!結局のところそれはただの感情でしかありません。
そういったことを繰り返していくと、思っているよりも早く、そういう場面もなんということはなくなります!ポールさんも、前進の方法はそれしかないと言い切っていまーす!

普通の感覚が戻ってくるためには、
できるだけ普通の生活を送る。ただそれだけ!

▶︎家の中に隠れないこと。
▶︎外に出てあなたの人生を生きるのに、
 不安神経症が良くなるまで待たないこと。
▶︎不安であることを口実にして
 何かを先延ばしにしないこと。
▶︎不安であろうがなかろうが、
 とにかく自分らしく生きることです。


あなたが慣れている安全地帯から足を踏み出すので、初めのうちは、むしろ症状ガ悪化するかもしれません。でも、実際に行動することが気持ちを静めてくれるます。


最後に、パニック発作を迷惑に思うかもしれませんが、あくまでもそれは、あなたを守るためにやってくるんです。何の害もないですし、それによってあなたは倒れたりもしないし、心臓発作を起こすこともありません。何かの危険に晒されているわけではないんです!


次回は、私がパニック障害に至った経緯をお話したいと思いまーすよー!楽しみだ〜。

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