おいしいごはんが食べられますように
本は年に数冊読むくらい。
たまに本を読みたい気分になるときがあって、そのときに、割と一気に読む。
「おいしいごはんが食べられますように」
午前0時の森で若林が紹介しているのを見て本屋で購入した。
この本を読み終えた時、なんとも言えない気持ちになった。この気持ちはなんだ。ちょっと気持ち悪い。すぐにAmazonのレビューを見に行ってしまった。
私は感想を言語化するのが苦手で、他の人の感想を見て自分の気持ちを整理したり、なるほどと納得したりする。
ていうか本の帯に「心のざわつきが止まらない。最高に不穏な傑作職場小説!」って書いてるじゃん。これじゃん。
もし自分の彼氏が二谷みたいなことを考えてると思ったらめちゃめちゃ嫌だし、絶対に知りたくない。
二谷は理解はできないけど、案外みんなそんな感じなのかも、とも思った。そして自分も。
芦川のような人間は苦手。
押尾の気持ちは分かるし共感した。
おいしいごはんを食べるためには心や時間の余裕がいる。好きなことをするにもそう。
人の心の内を知るのは恐ろしい。
好きな人ならなおさら。
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