noteに投稿を始めて半年
noteに投稿し始めて半年が経った。
いつからか毎週火曜日に更新、と心に決めてことばを並べる。
たくさんの記事を読む機会が増えて、面白いとか心地いい文章が本当に多いなと感じている。noteに投稿しているぐらいだから、私自身も文章を書くのは好きで、いつか形になったらという思いもある。
少しずつ続けて自分のスタイルが見えてきたらと考えていたが、気付いたのだ。
私は型にハマるのが好きじゃないんだった!
自由だとか適当(テキトーの場合も多々ある)がとにかく好きで「なんか、いい感じにやっておいて〜」なんて指示を仕事でもよくしている、ような気がしてきた。怖い、絶対してる。
美容院でオーダーをする時も「良い感じにお願いします〜」と言っている。これは間違いなく言っている。
私のことをよく知っている人が読んだのなら、あなたっぽいよと言ってくれるような文章を書いている自信はあるのたが、一貫性がないというのは読者が付きにくいだろうなと。ただの自己満足で書いているが、今はまだ。
大学生の頃、ミニシアターによく行っていた。その時に出会った映画が『夜空はいつでも最高密度の青色だ』で最果タヒさんの詩集が原作となっている。そこから最果タヒさんのことばに吸い込まれるようになった。
思い返すと当時は今よりももっと好きなものが多くて、日々キラキラに囲まれていたような気もする。ただ、同時に情報にも囲まれ過ぎてしまうから、疲れてしまった。
あの頃好きだったものは、やっぱり今になっても好きで。けれども全てを追いかけるには気力が足りていない。自分が手を伸ばしたいと感じた時に自由に触れようと思えるようになった。ドラマも映画も、小説にエッセイに詩集に画集、写真、音楽、ゲームとYouTubeもだ。
こんなことを書いていて思い出したのだが『千年後の百人一首』をずっと読みたいと思っていた。まず手に入れるところから、やっと手を伸ばしたい時がきたのかなと。少しずつ摂取していこうじゃないか。
何にも囚われないような、無重力みたいなことばを読んで、私はもっと自由に書けるような気がしてきた。あ、やっぱりまだまだ自由を求めているのか。
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