ドラマ『À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜』が映す日々
このドラマが好きなことも、「あなたが好きだと思うよ」と好きな友人が思ってくれていたことも、嬉しい。
私はヨシヲみたいな性格だと思う。
子どもっぽくて、楽観的、よく笑うし、よく食べる。
ヨシヲみたいなポジティブとは違うけれども、自分が落ち込まないように傷付かないように、機嫌を取ろうと努力はする。それでもダメな時は食べる一択だ。
でも食に妥協はする。面倒な時はカップラーメンに素そうめん、お湯を入れるだけの味噌汁。速くて美味しいは大好きだ。しんどい時は買うこともあるし、食べるのを諦める時もある。
一緒に料理をするのが好きだ。
スーパーに行って、値段を見てやっぱりやめようと急遽の変更を。炊飯器のスイッチを押したら、音楽が流れるまでに作り終えるぞと意気込む。
大雑把な私と対照に、すごく丁寧に作るから、料理はやっぱり個性が出るなとまた楽しくなる。美味しいねと満腹になると、後片付けも2人ですればすぐに終わるのだ。
日常が輝くような、丁寧な暮らしとは違う。
ささやかを楽しめたら。
それで大満足だ。
そんな人生は大好物だ。
そして嬉しいことに今年の7月からseason 2が放送される。今回は『暮しの手帖』のレシピから昔懐かしい料理を作るそうだ。あたたかさを感じる料理はとても好きだ。スパイスの味も勿論好きだが、「さしすせそ」だけで作れる料理は馴染みがあって安心する味なのだ。
『暮しの手帖』といえば私が初めて見た朝ドラの『とと姉ちゃん』を思い出す。そこから私は、ずっと朝ドラの虜だ。
朝ドラを熱く語ろうの回は、いつかことばにするぞ!
28歳にして人生の大きな分岐点にまたやってきた。
少しは大人になった私でも、この先どんな選択をしてどんな日々を過ごせるのか、とてもわくわくしている。
いつまでも未知に胸を躍らせる私でありたくて、穏やかで眩しい日々を愛おしいと思える私でありたいのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?