番外編:J下部ユースがある意味とは?その2

改めて思う。
日本におけるJユースが存在する意味ってなんだろうなぁ
トップチームのフィロソフィーはユースでも継承されるべきと思う。そうでなければ、それこそ何故存在するのかってなってしまうと思う。
なので、トップチームのフィロソフィーを持ち、かつトップチームよりも新しい概念をいち早く取り入れていくべきなのかなぁ

というのも、体力や技術の熟練度はトップチームの選手に及ばないのはある意味当然の話だよね。もちろん、それを飛び越えてしまうモンスターはすぐプロに昇格するとは思うが。多くはそんなジャンプアップは難しいんじゃ無いかなと。

そうなると、どれだけサッカーの世界観を広げられるかってところが重要なんじゃないかなと。

身体の動かすタイミングや連動のさせ方、色んな形でのプレー、様々な負荷をかけた時の判断りと行動、意図的に作った環境での解決に向けた思考とアプローチなど、脳のシナプスをあらゆる角度から刺激させるトレーニングをする事によって、選手たちのサッカーという世界観を広げていく。

きっと、その中で個々のその選手にとって刺さる部分が出てくるはず。そうした刺さるルートをいくつも経験により獲得できると、一度忘れても脳内でシナプス同士が繋がる事で、ある時あるプレーのタイミングでそれらのシナプスが繋がり、プレーの発想力みたいなものが広がるような気がする。

そうなってくると、仮にトップチームとの練習に呼ばれた時、限られた期間で何らかの存在感を示せるチャンスが増えるのでは無いか。
当然、ユース世代の試合においても変わった選択肢が増えたプレーによって存在感が出てくるのでは無いかと。

とにかく、トップチームにそのまま昇格するのであれば、その時点で何らかの優位性を示さなければならない。チームの戦力になり得る何かを示さなければならない。

トップチームのお膝元で最もトップの人たちに見られる機会を最大限活かすには、このユースの世代のうちに自分たちのサッカー観の壁を超えた経験が出来るように強くアカデミーの方々に求めたいと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?