論点の見つけ方

今日は「論点の見つけ方」についてお伝えします。

会議などで、何だか話がずれているなあとか、噛み合わないなあとかいう場面、ありますよね。
それは、論点が共有されていないからかもしれません。

論点とは、
東京コミュ塾では、
「今、解くべき問い」
のことを指します。
問題(クエスチョン)ではありません。

では、まずは条件から整理していきます。
論点の条件ですが、
1.疑問文であること。
「〜か?」「〜かどうか?」
などですね。
「◯◯の問題について、私はこう考えます。」
というより、
「◯◯をするにはどうするべきかについて、私はこう考えます。」
このように今解くべき問いを共有します。臨場感ありますよね。
2.簡単には答えが出せない問題であること。
ここで、ピアノが上手くなるにはどうしたらいいか?
という問いがあったとしましょう。この答えは簡単です。
練習あるのみです。
このようなすでに答えが出ているものは論点にしないということです。

論点を見つける力が大事になってきます。
そのためには2つの見極めが大事です。
1.解く価値のある問いであること。今解くべき価値があるか?
2.実現・実行可能性があるか?
これらを見極めることが大事です。
論点を見つける力、その裏を返すと、論点を外してしまうパターンを知っておくことで、見つける力を高めます。
では、外すパターン1つめ、
「そもそも〜」と言われたら要注意です。
その時は、後戻りできることなのか?それを考える時間があるのか?によります。一度、論点を定めて話しているのに、さらに前の抽象の論点に戻ろうとしているということです。
外すパターン2つめ、一般論をかざすということです。そもそも今の論点と合っているのでしょうか?目的を理解していないかもしれませんね。

というわけで、論点の見つけ方について、論点の条件とか、論点の見つけ方とか、論点を外すパターンをお伝えしました。
今日から、いかに優れた問を立てられるか、磨いていきましょう。
お読みいただきありがとうございます。

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