大学卒業後10年、後悔したこと

もう大学を卒業して10年近く経ちますが、
もう一回大学に入り直したいと考えることがよくあります。
なのでこれから大学に入るとか、今学生って人になにかしら参考になればいいなと思ってまとめました。


①講義を録音する
②専門にこだわり過ぎない
③できるだけ多くの人と繋がっておく
④単位は無理にとらない
⑤そのときにしかできないことを楽しむ


①講義は録音する

これは!と思う授業は録音しておけばよかったと後悔しています。
録音だけでなく、ノートや資料も時間が経つとどこかになくしたり、
鉛筆で書いてると読みにくくなってしまったり、
知識がどんどんなくなってしまうことに今、焦っています。
もう一回講義を受けたいと思ってもその時間は2度と戻ってきません。
あとで本やノートを見返してもどうしても欠落してしまう部分があります。
録音してきちんと記録しておけばそのときの臨場感とともにもう一度授業を受けることができます。
どんなに大切な授業でも疲れていて寝てしまったりします。
もったいない!
これは!と思う授業の資料はできるだけきちんと保管してください。
あのとき、当然のように受けられた授業・・・今ではどんなに頑張っても
受けることはできません・・・。

※録音していいかどうかは要確認。


②専門にこだわり過ぎない

私は〇〇になりたい、という強い意思がある学生だったのですが、
専門にこだわって失敗しました。
学生の段階でなりたい職業があっても、途中で気が変わることがあります!
なりたいもの、やりたいことは複数用意しておいた方がいいでしょう。
ゴールは一つかもしれませんが、そのゴールへの道のりは複数用意するという感じです。
例えば世界平和がゴールなら、
それは自衛官になる、かもしれないし、福祉関係の仕事に就く、かもしれないし、スローライフを提案するカフェを経営する、かもしれないわけです。
でも大学で専門的に福祉を学んでいたとしても途中でカフェ経営の方が世界平和に近いんじゃないかと思い始めたら必要なのは経営のノウハウとかコーヒーの淹れ方の技術だったりするわけです。
専門にこだわるのは素晴らしいけど、専門だけで夢をかなえるのは研究者くらいなもんでないかと思います。
〇〇になる。がゴールではなく、〇〇になって何がしたいかです。


③できるだけ多くの人と繋がっておく

当たり前かと思われるかもしれませんが、意識してやらないと
私は友達がほぼゼロなってしまいました。
社交的な人ならともかく、内気で~とか人付き合いは苦手で~みたいな人は
取ろうと思えば連絡が取れる、日常会話くらいはできるレベルの知り合いが多いに越したことはありません。
社交的な人でない人は何もしないとどんどんどんどん友人が減ります!
こっちから連絡しても返事が来ずそのままとか、最初は仲良くしてたけど
なんとなく合わなくて遊ばなくなっていく、という人がいます。
今友達がいるからといって、ずっと仲良くできるわけではないし、
今仲良くないからといって、もしかしたら今後大切な友人になっていく可能性があるんです!
とりあえず質より量です。
親しくなれる可能性のある人はとりあえず、キープしておいてください。
無理に仲良くなる必要はありませんが、
知り合いレベルの人が多いとそれだけ情報が得やすいということです。

私の後悔は小学生、中学生の頃友人だった人と大学で再会したのに連絡先を交換しなかったことです。
今どうしているのか、確認のしようが何一つありません。
友達でいられたのかもしれないのに。
友達がいる、という状況は当たり前ではなかった、ということを
今痛切に感じています。


④単位は無理に取らない

興味のある授業は専門でなくてもどんどん体験してください。
専門とは違う学科の授業受けるってちょっとアウェー感がありますが、
そこは勇気を出した方がいいです。
そのために大学というシステムはあります。
無理そうだなと思ったら辞めればいいのです。
もちろん単位を多くとった方が4年になったとき楽です。
でもつまらない授業で時間を使ってしまうのはもったいない。
私は単位は絶対落としてはならないとか、授業は全部でなきゃならないとか
専門に関係ある授業を主に取るべきだとクソ真面目に考えて失敗しました。
無駄かもだけど面白い勉強、授業を受けられるのは今だけです。
一旦とったものの無理そうで、落としたところで問題ない範囲なら受けるのをやめて面白い、興味のあることに時間を使った方がいい。

私は単位を取りまくり成績もよかったですが、
単位のために出てるものもありました。
つまんないなーと思い半分寝ながら受けるとか、
中学高校の延長で大学を考えていましたが
そこが大間違いのアホでした。

尊敬する教授がやっていた授業を、自分の学科じゃないからと
躊躇して取らなかったことを今でも後悔しています。


⑤そのときしかできないことを楽しむ

これも当たり前と言えば当たり前なのですが、
なんというか、こだわりを持たずになんでもやってみるってことです。

私は群れるのが嫌いだったので、
サークルとか、飲み会とかそういうのは一切無視していました。
ガリ勉タイプというか、つまんない人間でした。
お金払ってるのに卒業式のあとの飲み会みたいなものとかも参加せず。
当時はそれでいいと思っていたのですが、
今はもっとサークルとか入ればよかったと思うし、
飲み会とかもっと行けばよかったと思っています。
くだらないかもしれないけど、
くだらないことができるのもそのときだけです。
無理にやる必要はありませんが、
せっかくなら参加するの精神でいいのではないかと思います。
嫌になれば途中で抜ければいいわけですから。
どうでもいい先輩との飲み会とか、
カラオケでへたくそなことがバレるとか、
何年も経って
「あれ、くだらなかったよな」と言うこともできないことが悲しいなと
今は思っています。


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