見出し画像

「人脈づくり」最強の方法

おはようございます。
今日もご覧いただきありがとうございます。

今回の事例は、コロナ禍たまたま実践したら多くの方と人脈が出来たという方法を書かせていただきます。


しかも今まで1度もあったことがなかった方達との絆が深まり、人脈になったという方法です。良かったら最後までご覧下さいね。

 
★他己紹介

他己紹介?
たぶん多くの方は聞いたことのない単語だと思います。他己紹介を簡単に説明すると、読んで字のごとし、「他人を紹介する事」です。


この方法で私は全国の多くの方と絆づくりをすることが出来ました。しかもほとんどが1度もあったことのない方達です。

 
コロナ禍、この方法を実践したのですが、人脈作りにはとても有効なやり方だと感じています。今日はそのやり方を説明いたしますのでご覧ください。

 
私の場合にはZOOMを使ったのですが、会議室の中でも出来ますので是非挑戦してみてください。

 
★なぜ自己紹介ではなく他己紹介なのか?

自分の事は自分が一番よく知っているので、自己紹介を聞いていただければ良いのでは?と思われるかもしれません。

 
しかし、自己紹介だと、どうしても遠慮が入ります。たとえば得意な事を相手に話す場合「自慢話」に聞こえてしまうのではと遠慮が出てしまい、伝えたいこと全てが伝わりません。

 
それに自己紹介は一方的な伝え方になるので、深堀するような事もほとんどありませんよね。つまり簡単な紹介となるので、自分の事が表面的な事しか相手に伝わらないのです。

 
ところが、他己紹介の場合は、他の方に自分のことをしゃべって頂くので、より多くの情報が相手に伝わり、自分の事をより深く知っていただくことが出来るのです。


質問コーナーもあるので、更に深堀が出来る方法です。

 
他己紹介のやり方

★人数
3名位でもできますが、6名~9名位の人数が最適です。今回は6名という事で説明させていただきます。


 まずは、3名ずつの2組に分かれます。そして、各組で相手の2名の方のリサーチをいたします。他己紹介なので、相手の良いところ(得意分野、強み、社会貢献、本業、副業)等を聞き出します。

 
話の中で聞き出すのは手間がかかるので、前もって質問票を作りそこに各自で書き込んで頂くとスムースに事が運びます。

 
私の場合は下記のような質問票を作り、各自に書き込んで頂きました。

・本業は何ですか?

・副業がありましたら書いてください。

・得意な事はどんなことですか?

・趣味は何ですか?

・従業員の人数は?

・お店の大きさは?

・顧客数は?

・ある程度有名な方の知り合いはいますか?どんな方ですか?

・今はまっていることや好きな事は何ですか?

・どんなミッションを持っていますか?

・有名な方の知り合いはいますか?
 
等々の質問を各自に渡し書き込んでもらいます。書く方からしてみれば自己紹介を書き込むような感じです。質問は集まる相手によって変えても良いと思います。

個人情報になるので、書ける範囲で書いてもらいます。

 
書き込みが終わったら、その中で相手にもっとも知っていただきたい事柄にいくつか赤線を引きます。つまり相手に質問(深堀り)してもらいたい事柄です。

 
たとえば、得意分野で一人キャンプと書いたとします。その場所に赤線を引いておけば、いつもどこへ行くのですか?とか危険はないですか?とか食材は?等々色々な質問が出ると思います。

 
相手から質問が出れば、自分のしゃべりたいことを細かくしゃべれますので、自慢話ではなく相手に伝えることが出来るわけです。


聞き役の方は、ひたすらその方の良いところや面白そうな事をメモします。

 
このように各自の質問票をもとに3人でお互いの事を深堀いたします。
 
2チームでこれを一通り行い、1人ずつ深堀した相手の紹介を6人の仲間の中で発表します。赤線を引いた部分は、本人が皆さんに特に伝えたい部分なので、丁重に発表してください。

※もし時間があれば、前もって紹介する方のHPを見たり、ブログやインスタ等のSNSでその方の情報を集めておくと、更に紹介しやすくなります。

 
他己紹介ですから、出来るだけ相手の事を持ち上げてください。自分で話す自己紹介よりもはるかに相手に伝わるはずです。

 
長い間付き合いのある知り合い同士で行っても思わぬ発見があるはずです。

 
その発見から私たちのグループは、それぞれの得意分野でセミナー講師になって頂きいくつもの勉強会を立ち上げることが出来ました。

 
※ちなみに私はプレスリリースの勉強会の講師になり、3名の方のプレスリリースのお手伝いをしてメディアに紹介していただく事に成功いたしました。

 
★他己紹介にかかる時間
 
1人の紹介に15分~20分程度の時間をとれば、1時間半~2時間で終了します。もう少し時間をとれるようでしたら、最後にもっと知りたい部分を質問すればより相手の事を理解できます。

 
質問表は、前もって作っておき、6人が集まった時点ですぐに始められるようにすればこれ以上の時間はかかりません。

質問票に書き込む時間はもったいないので、前もって書いてもらってから臨んだ方が効率的です。

★他己紹介の注意事項

・他己紹介を始めると、どうしても雑談になりがちで、時間ばかりが浪費さ    れてしまいます。雑談は目的ではないので、終わってかからに致しましょう。

相手の批判はしないようにしてください。お互いの良いところだけを紹介 すれば、意見の対立を避けることが出来ます。

★最後に

私たちのグループでは、何回か他己紹介を行ったことで、コラボレーションが成立した方がおりました。商売の事が伝わり参加者同士でお客様になった方もおられました。

私自身は、この他己紹介で起こった事象が、コロナ禍で一番よかった出来事だと思っています。この実践方法を月刊誌「近代中小企業」に投稿したところ取り上げていただきました。

今回の情報はいかがでしたか?

少し手も参考になったよという方はスキ(❤マーク)、コメント等をいただけると嬉しいです。

是非ぜひお願いいたします。


この記事が参加している募集

自己紹介

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?