メーカーとのコラボレーション
昨日、自分のミスで
アップした書き込みを
9つも削除してしまいました。
ちょっとショック
だったのですが
気を取り直して次の
書き込みをしていきます。
良かったらご覧くださいね。
・トリプル コラボレーション
コラボレーションと言うと
異業種間で協力をしあい
新しい商品を開発し販売し
利益を出すという
イメージをされる方が
多いかもしれません。
今回紹介させていただく
コラボレーションは
1・あなたの会社(お店)
2・あなたの取引先メーカー(問屋)
3・全国の同業者
この3社で協力関係を結ぶ
コラボレーションです。
壮大なコラボレーションと
感じる方もいると思いますが
それほど難しい話では
ありませんので
是非挑戦してみてください。
コラボの目的
最終目的は、それぞれの
会社の売り上げを増やす
ことで良いのですが
最初からそこを目指す
わけではありません。
最初の目的は
全国の同業他社と
信頼関係を築き、
情報交換が出来る環境を
構築する事です。
情報交換と言っても
薄っぺらなものではなく
お互いのお店の成功事例
等を開示しあう内容の
濃い情報交換です。
まずは自分のアイデアを
開示することから
始めてください。
一緒にアイデアを
出し合いましょう
と言ってもなかなか
足並みがそろうわけではありませんので
まずは自分から
開示するのが原則です。
すると、お互いの信頼関係を
築く事が出来るので
相手も情報開示
してくれるはずです。
それらをお互いが更に
ブラッシュアップする事で
自店のお客様の満足度を
上げるコンテンツとしていきます。
情報交換の目的とは
お客様の満足度を上げる
為のサービスを作り提供する事なのです。
それには
まず全国の同業者の中から
前向きで、情報開示を
惜しまないお店を
ピックアップする必要があります。
自分だけで探すのは
不可能ですので
そこで、現在取引している
メーカーに仲介してもらうのです。
メーカー側も取引先の
売り上げが増えれば
メーカー自身の売り上げ
アップも見込めるので
悪い話ではありません。
ところがメーカーの
営業担当はサラリーマンの
方が多いので
自営業の
考え方が伝わりにくく
乗り気でない方もいるでしょう。
私の業界でも
大手のメーカーは
この話に乗り気ではありませんでした。
業界トップは
それほど危機感を
持っていないというのが
その理由の1つなのかもしれません。
ということで
私の店の場合は中堅の
メーカーさんがこの話に
乗ってきてくれました。
・ギブ&ギブ
私がます最初に行ったことは
自分の成功事例を
メーカーに開示したことです。
成功事例とは
お客様がとても喜んだ
サービス事例です。
担当者が来るたびに
いくつも情報開示を
していたので
他県の取引先でも
私のサービスの話を
していたらしく
とても
喜んでもらえたというのが
コラボ成功の
伏線になりました。
メーカーの担当者は
すぐに自社の社長に
この話を持ちかけてくれたので
とんとん拍子に話が進み
他県3店舗の同業者と
情報交換する間柄と
なったのです。
(前向きな社長さん達ばかりです)
私が協力関係を
結びたい同業者の条件は
以下の3つでした。
1・自分のお店の情報を出し惜しみしない事
2・仲間の事を思いやることが出来る事
3・常に前向きに物事を考えることが出来る事
以上の3条件に合うお店を
メーカーに言って探してもらったのです。
自分の強みを
いくら駆使して探しても
不可能に近いので
メーカーの強み
(全国に取引先がある)
で補っていただいたという訳です。
もちろん
信頼関係を築くためには
直接お会いして
話をする事が大切です。
3店舗のうち2店舗は
お互いのお店を行き来して
情報交換もさせていただきました。
お店の雰囲気を
確かめるのも大切ですし
内装や商品を
直に見ることも参考になるからです。
人は会う回数によって
信頼関係を強固にすると
言われています。
だからこれからも
何度も直接会って
情報交換をしようと考えています。
ここでのポイントは
情報を出し惜しみしない事。
相手から情報を
聞き出すために情報開示
するのではなく
まずは信頼関係を築く
目的で情報を出しましょう。
すると、自然と相手からも
有益情報が入ってくるようになります。
・不の解決の為の情報交換
商売の原点は
自分の売り上げを伸ばすことではなく
お客様の為になる事
(喜ばれる事)です。
特に不の解決の
お手伝いはお客様から大変喜ばれます。
不とは
不幸、不安、不便等の事を差します。
販売する商品や
サービスを通じて
直接不の解決のお手伝いが出来れば
それに越したことはありません。
しかし
なかなかそういうわけにもいきません。
私の職種も
学生服の販売なので
学生服の販売だけでは
不の解決は出来ないと考え
今は次のようなことを
実践しています。
1つ紹介しますので
参考にしてください。
これは、中学3年生に
送らせていただいている
合格祈願のA4版のイラストです。
(イラストは漫画家に書いてもらいました)
受験生の不安を少しでも
和らげることが出来ればと考えたものです。
あと、希望者には
こんな絵馬も差し上げています。
全ての受験生の
不安を解決できる訳では
ありませんが、
当店でも応援している
いう事を分かって頂ければ
と思い、毎年お客様の
笑顔をイメージして作っています。
これらのサービスは
一切の売り込みを排除し
プレゼントしていますので
ことのほか喜んで
いただいています。
お客様からしたら
サプライズのサービスと
感じて頂けますので
口コミ発生減の1つと
なっていると考えられます。
少し経費は掛かりますが
新規客を獲得するための
経費に比べれば
半分以下に抑えることが
出来ますので
是非このような付加価値に
視点を当てて考えてみてください。
・ブラッシュアップと経費削減
しかし私は必ずしも
これらのサービスが
完璧だとは思っていません。
もう少し改善したら
更に喜んでいただけるかも
しれないからです。
だからこそ
信頼できる仲間に
情報公開をして
ブラッシュアップ出来れば
と考えているのです。
そして
より良いサービスになった
ものを共有すればお互いの
お客様の為にもなるわけです。
全国の同業者とコラボする
事によるメリットは
もう1つあります。
経費の大幅な削減が
出来るという事です。
たとえば
合格祈願の印刷物を
例にとりますと
同調してくれる
同業者共同で作れば
印刷コストが削減できます。
今はネット印刷を
利用すれば格安で作れる
時代になりました。
更にロットをまとめれば
厚紙でも1枚数円程度で
印刷が可能です。
カラーコピーの10分の一
以下と考えて下さい
ノベルティーも
数がまとまると安く
購入できますし
仕入する商品も
数がまとまれば
安く入る業界もあるでしょう。
お互いの店舗名さえ
入れなければ色々なものを
安く購入できるのです。
メーカーを巻き込んだ
コラボの話は
8~10店舗くらいで
前向きな経営者の
コミュニティーが
出来上がればさらに多くの
情報交換ができ
商売に有効活用されることは間違いありません。
そして
お客様が喜ぶような
サービスも数多く共有できれば
それぞれのお客様に
「感動」や「共感」「喜び」を
与えることができるので
お客様から感謝され
良い口コミが更に発生しやすくなります。
もちろんメーカーも
売り上げ増が見込めます。
つまり、今回の試みは
それぞれのお客様
小売店、メーカーに
大きなメリットがある
トリプルコラボという事になるわけです。
このコミュニティーが
活発になり小売店同士が
もっと信頼できるようになれば
今度は年に何回か
直接会って勉強会を開催し
慰安会で交流を深めることも出来ます。
私の場合は3年ほど続きました。
このように
ほとんどお金のかからない
方法でも
お客様を含め
多くの方がメリットを
共有することができるのです。
今回はコラボ相手を
「メーカー」に絞って
説明させていただきました。
参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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