口コミが起きるお店の共通点
おはようございます。
今日もご覧いただきありがとうございます。
本日のnoteのテーマは、口コミが起きる原点について書かせていただきます。良かったらご覧下さいね。
私の業界は、学生服の販売ですので、どちらかと言えば口コミの起きやすい業界なのかもしれません。
なぜかというと
少子化が進んでいますので、はじめて学生服を購入する方が多く、お母さん同士で情報交換する機会が多いと推測されるからです。
私がこの業界に飛び込んだ時は、どちらかと言うと業界全体が古い体質を持ち合わせ、お金と商品の物々交換的なところがありました。
そして、お客様のサービスに対する期待値も低く、そこしか買うところがないから購入したという方が多くいらっしゃいました。
その為
知名度の高いところほど沢山売れていたという時代です。
資本力のあるお店が圧倒的に強かった時代です。かれこれ20年くらい前の話です。しかし、今は違います。
私の地元では、小さなお店が頑張って、大型店に負けないような売り方で生き残っています。
私の店を含めて、数店舗が生き残っているのですが、どのお店も地元のお客様に大きな支持を得ています。
しかも、どの店舗もほとんど売り込みをしていません。
大型店は
テレビ、ラジオ、と様々な手法で多額の経費をかけて宣伝をしています。
最近では、大型店ほど飛び込み訪問営業もしているようです。
お金をかけて宣伝出来きる大型店はそれで良いのかもしれませんが、私達のような小さなお店では、多額のお金をかけて宣伝するようなことはできません。その為どうしても同じ土俵で対抗するわけにはいきません。
では、どうしているのかと言うと
既存客に友達を紹介して頂けるような対応をしています。
・営業活動はしない
・無理な売り込みをしない
・他店の悪口は言わない
・来店客にその場で売り込まない
・お客様視点でアドバイスをする
こんな方法を取っています。
考えてみれば当たり前の事ですが、この方法で、お客様の共感を得て頂ければ、そこから口コミが起き、紹介して頂ける確率が高くなります。
このような方法が普段から普通に出来ているお店はそうそうありません。
どうしても目の前の売り上げに目が行き、知らず知らずのうちに無理な売り込みになってしまっています。
そして、生き残っているお店の共通点は、視点が常にお客様の方に向いています。損得関係でお客様と接していないという意味です。
大型店は、従業員にノルマを課します。
結果、視点が「売り上げ」に行ってしまい、いかにしたら売れるのかを考えるようになります。
するとどうしても、売り込みになっていくのです。
私達のような個人店舗は
・いかにしたらお客様に喜んで頂けるか
・いかにしたらお客様に正確な情報を提供できるか
・いかにしたらお客様に共感して頂けるか
という事を考えています。
この2者を比べると、当然接客内容が変わってきます。
ここが、私達のように小さなお店の生命線です。
口コミはそうそう簡単に起きるものではありませんが、このような積み重ねで、じわじわと広がっていきます。
私は最近
「マーケティング」と言う言葉に違和感を覚えるようになってきました。
なぜかというと
マーケティングは、販売者視点の考え方だと思うからです。
お客様視点の考え方こそ、これから支持を得ていくうえで大切な事柄だと思っていますので、適切な言葉はないのかな~と考えています。
今日は
口コミが起きているお店の共通点について書かせていただきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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