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#45 脳は否定形の言葉を理解できない

こんにちは!記事をご覧頂きありがとうございます。こちらはカイロのハンハリー市場。なかなかオシャレな雑貨がいっぱいでした!

脳は否定形の言葉を理解できない

さて、今日は脳は否定形の言葉を理解できないということについて書きます。これは、もし初めて聞いたという方にとっては非常に価値のある内容になると思います。

以前の記事にも書きましたが、ほとんどの人が自分の発する言葉を意識的に使っていません。そして、無意識で使ってしまっている人の中で多いのがこの否定形となります。こちらの記事をまだ見ていない方は先にこちらをご覧ください。

例えば、お金持ちになりたいとして、「貧乏にはなりたくない、貧乏にはなりたくない、絶対に貧乏にはなりたくない!」と言う人がいます。ただ、脳の仕組み上、否定形は理解が出来ないので脳は「貧乏になりたい」と理解するんですね。

仕事の場合にもおいても、部下に対して「絶対にこのプロジェクト失敗するなよ」という上司は意外に多いです。そう言われた部下は、失敗しちゃいけない失敗しちゃいけないと思って、結局失敗してしまうことがよくあります。

他にも、例えばゴルフで右側に池があるとして「絶対に右を狙わないでください」と言われ「絶対に右はダメ!右はダメ!」と思って打ったら思いっきり右に行ったということは本当によくあります。これはゴルフをされる方なら何度も経験済みですよね(笑)

否定形の言葉を肯定系に変換しよう

脳は貧乏になりたくない=貧乏になりたい、失敗をしてはいけない=失敗をする、右に打ってはいけない=右に打てと理解します。これは脳の仕組み上の話なので致し方ないことです。○○するな!と言われても脳は否定形の概念が無いので○○しろと言われたものとして理解するんですね。

では、どうすれば良いかというと、全て肯定系に変換することです。
貧乏になりたくないではなくお金持ちになりたい、失敗をするなではなく成功しよう、右に打つなではなく左を狙って打とうと言い換えます。

肯定系だと脳はしっかり理解が出来るので、その言葉通りのことをしようとするわけですね。試しに子供に向かって廊下を走るな!と言ってみて下さい。元気よく走ると思いますよ(笑)そうではなく、廊下はゆっくりと歩こうねと伝えてみて下さい。そうすれば子供も理解が出来ます。

もっとわかりやすい例をあげます。是非ご家族で試してみてほしいのですが、「目をつぶってピンク色のゾウを絶対に想像しないでください!」と言ってみて下さい。何度も何度も繰り返せば繰り返すほど、相手の頭の中では鮮明なピンクのゾウがイメージされるはずです(笑)

家庭の場において、仕事の場において、遊びの場において等様々な場面で意識してみてほしいんですね。否定形で言いそうになったら是非肯定系で言い換えるようにしてみて下さい。結果が変わることが実感頂けると思います。

言葉そのものをイメージして理解する

あと、否定形が理解できないということに少し似ていますが、脳はその言葉自体をイメージして理解するということも覚えておいてもらうと良いと思います。例えば、交通事故多発地点!という文字を見ると交通事故が起こったイメージをしないとその言葉の意味が理解できないのが脳なんですね。

そして、そこでは交通事故が毎日よく起こるようです。これはイメージしたものを実現させようとしてしまった結果ですね。ではどうすればいいのでしょうか。それは交通事故多発地点!ではなく、安全運転でゆっくり走りましょう!という風に書けばいいのです。

そうすれば、脳は安全運転をしようとイメージをするので、そのイメージ通り注意深く運転するわけですね。例えば、私の知りあいの方で「問題」という言葉自体を禁止している会社があります。問題と言うと問題が起きたことをイメージしてしまうため、それを「仕事」と呼んでいるようです。

否定形が理解できないに加えて、言葉そのもののをイメージしてしまうということも、あわせて覚えておいて頂ければ良いと思います。脳の仕組みって本当に面白いですよね。

自分の言葉に意識を向けてみると、自分はこれだけ否定形の言葉を使っていたのか!と驚く人もいらっしゃると思います。それは是非ご自身の伸びしろだと思って肯定系の言葉に変えていってみて下さい。

皆様の人生が今よりも更に好転していくヒントとなれば嬉しいです。それでは今日はこの辺で。

【アクション】

・否定形の言葉を禁句とし、肯定系の言葉に言い換えよう

貴重なお時間を使って頂き心より感謝致します。
皆様の今日一日が笑顔と感謝で溢れる素晴らしい日となることを願っています。


(自己紹介)


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