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#13 自宅の購入は誰が何と言おうと不動産投資である

こんにちは!こちらはインドグルガオンにあるアンビエンスモールの中です。もう日本と変わらないぐらい栄えてますよね!

全員が不動産投資に参加している

さて、今日は住宅は誰が何と言おうとも「不動産投資」であるということについて書きます。

購入か賃貸どちらが良いか?という論争は今も絶えないですが、まずどちらが良いかの前に、「あなたは不動産投資に参加しているんだよ」ということを理解することがとても大事だと思います。

まずは、現在賃貸で住んでいる方が認識すべきことは、あなたが毎月払っている賃料はオーナーの収入になっているということです。誰かの消費は誰かの収入とはよく言いますが、この当たり前の事実を認識しましょう。

次に購入した方はそれが自宅だったとしても賃貸用だったとしても、あなたがオーナーになったということです。そして、ほとんどの方は住宅ローンを組んで家を購入すると思いますが、これは「多額の借金」をしているという認識をしないといけません。

多額の借金をしているということは、当然ですが返済まで考える必要があります。毎月の返済を滞りなくできるのかということももちろんですが、以前も書いた「想定外」のことも考えておく必要があります。

もしかしたら会社が倒産したり、自身が事故等にあって働けなくなる可能性はゼロではありません。そういうことが起きた時に家を売る可能性まで常に考えておく必要があります。

純資産を把握しよう

ここで、とても大事なことは以前にも書いたBS(バランスシート)を意識することです。例えば3,000万で購入したとして、3年経過時点でフルローンで借りた残高が2,750万まで減っていたとします。

この家の「評価額」が2,750万ならもし何か想定外なことが起きても問題は無いということです。仮に3,300万まで値上がりしていたとしたら、この場合は3年間ほとんど無償で家に住めたとなり不動産投資大成功と言えます。

ここでもし評価額が2,500万になっていた場合はどうなるのでしょうか。
ローン残高が2,750万残っているで売却したとしても250万足りずに追加で負担をする必要があります。こうなると非常に厳しいです。

ここで何を伝えたいかというと、常に家の「純資産」を把握しておいた方が良いということです。3,300万の場合、負債が2,750万なので純資産は+550万となります。

それに対して2,500万まで評価額が下がってしまった場合は、資産2,500万に対して負債が2,750万となるので純資産は‐250万となります。

ここで住宅を購入されている方に聞きますが、あなたの自宅の純資産はいくらですか?この質問に答えられないとしたらあなたは万が一の備えが出来ていない状況と言えます。

そして純資産がプラスの状態であるかが非常に重要です。純資産がプラスであれば万が一のことがあっても特に問題は無いですが、もしマイナスになっている場合はそのマイナス額に相当する現金を用意しておく必要があります。

まず何から始めれば良いのか

そして、純資産なんかまったくわからないよという方が何から始めれば良いかというと、住宅査定サイト等で最低3社ほど査定に出して現在の評価額を把握してほしいんですね。※会社によって結構差が生じるので最低でも3社はとることをオススメします

そこで出た評価額があなたの資産となり、ローン残高は負債となり、その差額があなたの自宅の純資産ということになります。

私は3か月に一度は自宅と投資用不動産の時価評価額を把握するようにしています。順調に値上がりしていっているので、純資産はかなりのプラスが出ている状況です。

純資産がプラスということは「売ろうと思えばいつでも売れる状況」とも言い換えられるので、とても安心感があります。

そして、これから家を購入しようと考えている方は、数年後に値下がりしないか、むしろ値上がりしていくかという視点で家選びをすると良いと思います。

そして、値上がりしていく家というのは自分が欲しいかという視点ではなく「みんなが欲しいと思うか?」という視点で考える必要があります。そうなると、おおよそ都心の駅近の築浅等が条件になってくると思います。

純資産なんか関係ない!住みたい家に住みたいんだと割り切っている方を否定する気は全くありません。ただ、多額の借金をすることは事実なので、常に純資産については把握しておくことをオススメします。

住宅は借りるにしても買うにしても、誰が何と言おうと不動産投資です。金額が大きいからこそ、是非慎重に判断されて下さい。

【アクション】

・自宅を査定に出してローン残高と差し引きして純資産を把握しよう
 ※実際に売る時には別途仲介手数料等の諸経費がかかります

それでは今日はこの辺で。
貴重なお時間を使って頂き心より感謝致します。
今日一日が笑顔と感謝で溢れる素晴らしい日となることを願っています。


(自己紹介)


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