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等身大で生きる

最近、周りに結婚や妊娠する人が増えてきている。
結婚ラッシュというやつだ。
結婚や妊娠は、
見栄っ張りな人や焦った人が
顕著にわかりやすく見えてくる。

その中でもSNSでわざわざ
ブランドものの結婚指輪や婚約指輪と
婚姻届を写真で載せてる人をよく見る。

私は捻くれてるから、
「まーた同じような結婚報告かよ」
って思って見てる。(笑)

でも、自分も結婚して子供が産まれ、
自慢したくなる気持ちもわからなくない。
結局はSNSなんて自己満足の世界だから、
みんな承認欲求が強く
祝福されたいのだなぁと思う。

ただ、どれだけの人が
本気で相手のことを愛して、
自分自身と向き合い
結婚してるんだろうと思うことがある。

私の周りの結婚している友人は
会話の中で大体旦那の悪口が出てくる。
女性ならよくある光景なのかなと思う。

日々のちょっとした愚痴として
吐き出してるだけなのかもしれないけど、
その愚痴が自分まで下げてることに気づいてない。

SNSで散々、結婚自慢をしておいて
結局は見栄ばかりなんだなぁと思ってしまう。
愚痴をこぼすなら、その相手は選んだ方がいい。

ここからはある2人の友人の話だ。

1人目は先日結婚した昔からの友人。幼馴染だ。
私が結婚と妊娠を伝えた時に、
「うちはでき婚とか両親が絶対許さないし、
絶対ないなぁ〜」
と嫌味を言ってきていたのに、
付き合って数ヶ月の年下男性と
でき婚することになったと報告があった。
盛大なブーメランだ。

また、

「今つわりがひどくすごくしんどいのに
 旦那が気を遣えない」

「旦那の存在自体がイラつく」

「家にいられてもイラつくから出てってもらった」

だの散々。

相手が思い通りに動かないことに対して
イラついてる様子だった。
あくまで他人なんだから
自分の思い通りに動くわけがない。
そんなことばかり言うなら
なんで子どもを作ったのか?と思う。

でもこの愚痴を私に言っていた数時間後には
インスタで入籍報告として
高級ブランドの婚約指輪と結婚指輪、婚姻届を
アップしていた。

見栄を張りたいだけ。
旦那はその道具にしかすぎず、可哀想だと思った。

2人目は
私の真似をするのが好きで
よく嫉妬心を剥き出しにマウントしてくる友人。

私たちの入籍後、割とすぐにその友人も結婚した。
友人カップルは旦那同士も友人。
付き合った当初から浮気騒動が何度かあり、
よく相談を受けていた。
結婚の数ヶ月前にも浮気騒動があって
別れ話をしていたのですごく驚いたけど、
彼女は結婚に焦っているタイプ。

浮気騒動の代償として
婚約指輪を買わせたと自慢げに言っていて
焦っているとはいえ、よく結婚できるなと思った。

また、私たち夫婦は
結婚指輪や婚約指輪にも興味がなく、
それより我が子や他にも
お金をかけたいところがあるので
そう言ったものにお金はかけてない。

それに対して、

「結婚指輪、安いやつなの?」とか
「婚約指輪なかったんだねぇー」とか

いちいちマウントを取る。
まぁ、マウント取られたところでどーでもいい。
そもそも価値観が違うから。
それでも気分は悪い。

私が妊娠したことに対しても
「他の人の妊娠とかはおめでたいとか思ったことないけど、あなたのはおめでたいと思うよ!」
と謎の上から目線と嫌味。

そんなことばかりで
友人とも思えなくなってきてるので
最近は距離を置くようにしている。
ちなみに、彼女も1人目の友人同様
指輪と婚姻届自慢をしていた。

ただ、彼女の旦那は
彼女がいないところで
結婚に対して納得がいっていないとか
彼女の日々の態度のことで
よく不満を漏らしているそうだ。

この友人達は共通して
根本がわがままなんだと思うが、
相手も全てを受け入れられるほど
お金があるわけでも
器を持っているようなタイプでもない。
見栄ばかり張っていて、本当の幸せや
相手のことを愛する、大切にする
ということができない人たちなんだと思う。

キザかもしれないけど、
私の中での結婚という価値観は

「高い指輪が買える」
「盛大な結婚式をあげさせてくれる」

とかじゃなくて、

心から愛することができて
自分も相手もお互いを大切にできる運命の相手

と思える人と結婚できるのが幸せだと思い、
今の旦那と結婚に至った。

この2人の友人たちは
自分の理想のために、
旦那が思い通りに動いてくれないと怒って
コントロールしようとしたり、
自分の欲を満たす為に周りにマウントを
取り始めてしまう。
それが本当に幸せなことなのかな?と疑問に思う。

人それぞれ幸せの定義は違うし
価値観も違うのでなんとも言えないが。

だけどこの友人達のような人は
きっとどこかしらで歪みが出てきて
上手くいかなくなる。
最悪、旦那側が付き合いきれなくなって
離婚するオチになるだろう。

身の丈にあった生活、行動をしていないと
後から痛い目を見ることになる。

こう言った友人たちの言動に対して、
先日の我が子の誕生を機に思ったことがある。

赤ちゃんは皆、純粋で素直で真っ白。
必死に毎日を生きている。

まだこの世界に生まれ落ちて間もないけど、
本能でたくさん泣いてたくさんミルクを飲み、
自分の存在を知らせながら、
とにかく生きようとしている。

そこには見栄もプライドも何もない。
ただ「生きる」ことに必死なだけだ。

みんな誰もが赤ちゃんの頃があって、
その時は真っ白だったはず。

その頃に戻ることはできないけど、
これまで生きてきた人生をしっかり実にできるよう
自分の人生を大切に、素直に、謙虚に生きることが大事なのでは?ということだ。

私はこれからも
今目の前にある幸せを大切に
等身大で必死に生きていきたいと思うし、
そのための努力をし続けていきたいと強く思う。

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