ヒップホップの概念を覆したウィル・スミス
久しぶりに音楽に関して記事を書いてみました。
僕は洋楽が好きで、特にロックやメタルに一時期かなりのめり込んでいました。
そんな僕ですが、洋楽が好きになったきっかけは何某かのバンドではなく、実はウィル・スミスだったりします。
彼が切っ掛けで洋楽に目覚めた人は少ないかもしれませんがとてもカッコ良いので、今回は彼について語ってみました。
さて、先ずは彼を知った切っ掛けについてです。
それは、僕が小さい時に初めて幼なじみの友達と二人だけで見に行った映画がメン・イン・ブラックになります。
何故この映画を見ようとしたのか覚えていませんが僕にとっては何もかもが初めての経験で、それがもたらす影響は想像に難くないでしょう。
大抵の人はエンドロールが流れたら帰り始めますが、僕は余韻に浸りながら流れていたウィル・スミスが歌う曲の虜となり、直ぐさま泣け無しのお小遣いでウィル・スミスのアルバムを買いに行きました(何故かメン・イン・ブラックのサントラは買ってません😅)
これが僕にとっての初めての洋楽のアルバムでした。
CDラジカセにセットして聴いてみると、いきなり曲が始まるのではなく何かのパーティ会場のやり取りから始まります。
小さい頃の僕には、その入りにすら洋楽って凄いなとカルチャーショックを受けました。
さて、曲が始まるとバラエティーに富んだサウンドに合わせて彼が歌い上げていきます。
彼のスタイルはラップにも関わらず歌っているんです。
ラップという怖いイメージもあるスタイルにおいて、この様に歌メロが入った曲調は洋楽初心者の僕の心をガシッと掴んでいました。
良い意味で大衆化したスタイルの音楽を楽しく歌い上げる、というある意味王道のスタイルがこのアルバムでは貫かれています。
彼の曲のクオリティは次のアルバムで更に向上するのですが僕はこのアルバムが思い出深く、ずっと心に残っています。
今、このアルバムを聴くと古臭い印象を持つ人が多いかもしれません。
でも、その古臭さのお陰で最新のヒップホップやラップにはない暖かみを感じられます。
この感覚はプリンスのアルバムを聴いた時のそれに近いかも。
彼の曲を通して、ヒップホップというのは色んなジャンルの曲をサンプリングして作り上げるユニークな音楽だと思うことが出来ました。
これが切っ掛けでその後にエアロスミスを知り、ズブズブと洋楽の世界にハマっていきました😙
多分、ヒップホップ好きな人からすると異端だと思います。
逆にロック好きな人やポップスが好きな人がヒップホップを聴き始めるのに向いていると思います。
是非とも俳優としてだけでなく、アーティストとしての彼の魅力に多くの人が触れて欲しいです。
また、彼がアーティストとして曲を出してくれる日が来ることを願っています。
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