TOEIC 600点-790点に至るまで-3
英語に関して、及び海外駐在した人が必ずしも英語がペラペラ喋れるわけではないよ😅という事を伝える記事です。
フランス帰国後に受けた初のTOEIC
僕はフランスで4年過ごし、駐在前と比べると自分の中では見違える程に英語ができるようになったと思いました。
コレは英語を話すようになったことで、苦手意識が無くなったお陰です。
フランス帰国後に初めてのTOEICを受けてみると、以前と違ってリスニングで言っていることが何となく聞き取れるようになり、リーディングも以前より苦なく文章を読めるようになっていました。
そして得られた点数が約600点でした。
TOEIC後に認識した課題
コレは以前の僕からすると凄い事なのですが、同時にTOEICに向けての課題も認識できるようになりました。
その課題とは以下になります。
駐在中、英語で会話をしますが、会話をする相手は段々と固定化されます。
会話の相手が固定化されると生じるのが、普段接する現地スタッフや顧客との会話で使う英単語も固定化されるということです。
例えば、僕の同僚の一人は、"一方で"の表現として常に"whereas"という単語を使用していました。
"一方で"を現す表現は他にもon the other handやmeanwhile等もありますが、ニュアンスの細かな違いが分からない非ネイティブスピーカー同士だとこんな感じで自分の使い慣れた表現を多用します。
駐在して半年は何を言っているのか殆ど分かりませんが、それを過ぎると何とかなるのは個人的にはこのパターン化のお陰でした。僕は駐在中に英語で表現することは自身の携わる業務に絡むことが主でした。
これに対してTOEICのシチュエーションは僕の経験したことがない場面が多く、結果として状況がイメージ出来ないので一つでも不明な表現があると途端に長文の内容が分からなくなる事を理解しました。
例えば英語でレストランを予約、何処かの街の建物のリニューアルについてお知らせ、アンケート調査、といった事例の経験は皆無です😅
もしシチュエーションが健康診断でのレントゲン写真の撮り方、住んでるアパートの地下の物置から物音がするから見てきてくれ、給湯器を取り付けようとしたけどサイズが合わないから今日の作業は中止、と言ったシチュエーションが題材ならば高得点を取れる自信があります(*^^*)
とは言え、残念ながら僕の挙げた事例がTOEICで題材として取り上げられることは無いと思います。
その為、TOEICの取り上げる題材について理解を深める必要があります。
TOEIC用の学習
さて、前述の課題を受け僕はTOEIC用のボキャブラリーに対応するために英単語の学習、取り上げる題材を理解するために問題の予稿集、リスニング強化の三つをテーマにそれぞれ以下の対応を行いました。
英単語は金のフレーズ2のアプリで学習。収録されている単語は1000語で、新TOEICテスト英単語・熟語マスタリーの2200語より少ないのです。
しかし、語数が1500強で大学受験の時に使用して難しいと感じたDUO 3.0がトラウマとして蘇り、コチラを選択しました。予稿集はTOEIC®テスト新形式精選模試 リーディング2を購入し、対応することにしました。
隙間時間に学習を進めるためにibookで購入できる教本の中で、ネットでの評価が良かったのが決め手です。リスニング強化はYouTubeでTOEIC listeningで検索すると見つかる、演習動画をひたすら聴き続ける事にしました。
この3つを全て並行して実践すると会社員かつ子育て中の僕には時間が足らず無理なので😂、先ずは予稿集とリスニングを会社の昼休みに交互に取り組むことにしました。
先に金のフレーズ2を読み進めなかったのは、990点レベル、860点レベルと分類分けされていても実際はそれ等が混ざって出題されます。
その為、予稿集で英単語のレベル別の区分けが実際の題材にどのような形で配置されるのかイメージを掴むことを優先させました。
予稿集にも簡単な英単語の説明はなされているのも良かったです😊
こんな感じで先ずは予稿集とリスニング強化を進めて一年後に再試すると、790点に到達しました。
今はリスニング強化は中断して金のフレーズ2を読み進める事を優先、読み終えたら予稿集をやり直して記憶の定着化を図ろうと思います。
長くなりましたが、TOEICに対応するにはTOEICに向けた英単語と出題形式の理解が必須という事ですね💦
逆に言えばTOEICの問題の範囲は試験用に調整されているので、一風変わったシチュエーションは出題されません。
その為、TOEIC用の学習をすれば必ず点数を上げることはできると思います。
少しずつですが、学習を継続していきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました😊
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