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TOEIC 300点半ばから600点に到達するまで-1

英語を出来なかった人がTOEIC 600点を取るまでの経緯と課題についての紹介です。
自分は英語ができないと悩まれてる方に、僕みたいな感じでも何とかなるんだと思って頂ける様な記事にしていきたいと思います。
少しづつ英語ができるようになっていく過程を示していきたいと考えています。
現在の僕は790点有り、次の目標として860点を目指しています。
英語をできるようになりたい方の励みになれば幸いです。

英語学習の切っ掛け

僕は新入社員のとき、会社からの指示で生まれて初めてTOEICを受けました。
初めてのTOEICは訳が分からず、300点台半ばの点数しか取れませんでした😅
大学受験の時に英語は勉強していましたが、ここまで分からない事にビックリしました。

そんな僕の業務は日本国内の顧客対応から始まりました。
それから次に台湾の顧客対応をする事に。
台湾の顧客対応は英語での資料作成を求められましたが、当時はまだ英語が出来なくとも許される風潮が社内に有り、英文法が無茶苦茶でも何とかなっていました。
この頃2回目のTOEICを受けましたが、台湾顧客向けに英語で文章作成をするので多少は英単語を覚えたつもりでしたが点数は殆ど上がっていない状態でした💦
とはいえ、台湾の現地スタッフは日本語が話せる人が多く、それに甘えていたので英語を話せる必要性を全く感じていなかったのが正直なところです。

そんなこんなで数年がすぎた僕に転機が訪れました。
それは、フランス駐在です。
僕はこの話を打診された時にビックリしました。
こんなに英語が話せない人間をヨーロッパ圏へ送り込もうとしていること、また、これまでの業務で関わりのない地域だったので、現地の様子が分からず激しく混乱しました😂

その為、やんわりと申し出を断ろうしましたが当時の面接官の方を前にすると勇気が出ず、気づけばフランス駐在が決定されてしまいました😅
フランスは現地スタッフに日本語を話せる人が皆無です。
つまり、フランスへ駐在したらフランス語か英語を話せないと物理的に生きていけない状態に追い込まれたのです。

コレが切っ掛けで生きて行くために英語を学ぶことにしました。

独特の英語学習方法

駐在が決まってから赴任までの期間は凡そ4ヶ月ほど。
日々の仕事の傍らで真面目に英語を学ぶにはこの期間はかなり厳しいと考えました。
そこで、当時の僕は単語帳や文法の教本を買って勉強する定石の手段取らず、TEDという英語でのスピーチが多く紹介されているサイトと、"英語" "会話"でネットで調べて出てきたネイティブスピーカーの会話集をダウンロードしてひたすら聞き込みました。
今になって冷静に考えると何故このような手法を取ったのか僕にも理解できませんが😅、とにかく耳を少しでも英語に慣らすこと、会話で使われる英単語を少しでも覚えれば何とかなると信じていたのだと思います。

フランス語については覚えるまでの期間が短すぎること、また英語すらまともに話せないのに手を出すのは無謀すぎると考え、フランス語は捨てて英語一本に託すことにしました😅

上記で何となく耳を慣らしてからはフランスの現地スタッフとの電話会議に積極的に参加し、話をしてみることにしました。
なお、現地スタッフとの会議は英語で行われます。

最初はnice to me youすらたどたどしく、それはまあ酷いものでしたが、とにかく話をしていかないと駄目だと思い、時間が許す限り会議に参加しました。

フレンチ英語はフランス語と英語の単語が一部被っていたり、発音の仕方が英語と異なります。例えば

  • informationをアンフォメーションと発音する。

  • hungryのhを発音しない。その為、"are you hungry?"が"are you angry?"に聞こえる。

  • temperatureがトンパリチャーになる。

この癖を知れた時、僕の心は焦りから少し開放された覚えがあります。
何故ならば、こんなに英語を話せる現地スタッフの人でも訛りはあるし、あっても会話が成り立つ事を肌身で理解出来たからです。
また、僕のジャパニーズイングリッシュでもポイントを絞れば相手に意図を伝えられた事も大きかったです。
とにかくこんな感じで、TOEIC向けに学習をしていなくとも600点までは取れるようになっていくのですが、その辺の過程は次回紹介したいと思います。

そして、この様な対応ではTOEICには行き詰まることになります。
TOEICにはTOEIC用の勉強が必要な点も話していこうと思います。


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