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元SESエンジニア 〜自社開発の経験は少ないけど毎日楽しいので入社エントリを書く〜

こんにちは。2023年8月から、GaudiyのカジュアルゲームチームでBackend Engineerとしているtakaと申します。兵庫からのフルリモートで働いています。

お試し期間も終わり、働き始めて早5ヶ月が経とうとしているので、入社エントリを書いてみようと思いました!どなたかの参考になれば嬉しいです。


Gaudiyに転職するまで

新卒から2年ほどは自社サービスの開発、そこから6年ほどはSESや受託で、主に業務系システム開発のフルスタック風のエンジニアをしていました。開発言語としてはJavaがメインでしたが、10数ほどの案件をこなしていたので使う技術はバラバラで、幅広く開発をしていたと思います。

前職での業務

前職はSESだったのですが、客先ではPOとして参画していました。
主な業務は、顧客折衝、設計、マネジメント、技術選定と幅広くやっていたと思います。

そんな中で、お客様のサービスの運用改善を通じて良い関係を構築し、自身が責任を持って技術的な部分を担保しながらシステムを改善することにやりがいを感じて、日々業務に取り組んでいました。

転職のきっかけ

業務にはやりがいを感じてはいましたが、SESの所属会社との考え方の違いがあり、転職を考えるようになりました。具体的には、以下のような違いがありました。

  • 私の考え

    • お客様のクライアントを折衝する中で知り、システムにフィードバックしながらプロダクトを成長させたい

    • プロダクトを成長させる上で、技術チーム内で熱量高く技術的な挑戦をし、お客様と一緒に全員成長できる環境にしたい

  • 所属会社の考え

    • 私に他プロジェクトでPOやエンジニアとして新規案件を獲得してほしい

    • 経験が浅いエンジニアの教育をしてほしい

所属会社の考えも理解はできるものの、徐々に自分の考えとのズレが大きくなってきて自分がやりたいことへの熱が高まり、退職する決断をしました。

なぜGaudiyに?

転職活動中は、様々な会社のカジュアル面談を受けました。その中で、

  • ファン国家を作る!というオタクに向いた自分がマッチしそうなプロダクトであったこと

  • 人が良さそうな人が多そうと面談を重ねる中で感じたこと

  • チーム開発を重視していそうなこと

といった点に魅力を感じ、入社を決めました。ただ入社するまで、何をやっている会社なのかさっぱりわかりませんでした笑

お試し入社のプロセスと現在の業務

お試し入社期間での業務

Gaudiyでは、入社してからの約3ヶ月は「お試し入社制度」として、お互いに働き方や価値観がマッチするかを確認する期間があります。

入社当初はかなり緊張してValueを発揮しないと!という思いになりましたが、Gaudiyのカルチャーのおかげでコトに向かえた結果、お試し期間を意識せず乗り切ることができました

お試し期間の主な業務としては、特定機能のBackendパフォーマンス改善や運用機能の改善などを開発していました。その中でなぜコトに向かえたか?という要因として、Gaudiyのカルチャーがあると思います。

GaudiyにはFandom というカルチャーがありますが、メンバーが協力的でコミュニケーションを取るのに心理的な障壁がないため、業務を進める上で各ステークホルダーに気軽にコミュニケーションを取ることができました。

また今まで受託やSESでステークホルダーと折衝しながら開発を進めていた経験から、実際にプロダクトの運用やクライアント折衝するメンバーとコミュニケーションを取ることに抵抗なくできていたと思います。

お試し入社で確かめたこと

お試し期間は、自分自身もGaudiyで働いてみて「自分のやりたいことをできるか?」「自分に合っているのか?」という部分をみる側面もあります。

私が意識して見ていた点は「プロダクトを開発する中で全員が同じ方向を向いて進めることができるのか?」「会社の展望にワクワクするのか?」というところでした。

まず「同じ方向を向けるのか?」に関しては、GAN(アイデアや方針をより良いものへと育てるために指摘し合う)というカルチャーがあるため、自分自身がやるコトに対してモヤを感じていれば、どんどんWhyを問うことができます

先ほども記載しましたが、コミュニケーションを取りながら進める中でWhyを問うていき、自身の考えを伝えるというプロセスを入れることで、解像度高く業務を進められましたし、気持ちよく仕事ができたと思います。
あとメンバーが優しく、GANはカルチャーなので、変な忖度も必要ないのがよかったです笑

「会社の展望にワクワクするか」については、高速実験というカルチャーのおかげで常にワクワクしています。大きなビジョンだけがドカンとありプロセスが長いと疲弊してしまいますが、高速実験で小さくイテレーションを回し、フィードバックを得ることでワクワク感が持続できています

技術的な部分について

これまでカルチャーについて書いてきたので、技術の部分について紹介したいと思います。

開発チームは主にEnablingFeatureに分かれています。

Enablingチームは主にSREや開発ルールの策定や全体的なアーキテクトを担当します。Featureチームはenablingチームが構築したインフラの上で動作するアプリケーションの開発を行います。

出典:https://site.gaudiy.com/recruit/engineer

私はFeatureの開発に従事するエンジニアなので、Featureチームは何をするのか? について、私を例に、面白みを感じるエピソードを紹介できればと思います。

あるとき、機能改善をする中で、Chat機能の体験改善をしたいという要求がありました。その開発をする際に、当初はSaaSを利用して改善を行うという意思決定がありました。しかし私の中でSaaSを利用すると機能の制限があり、今後の拡張性やUXでモヤがあったため、GANとしてメンバーに伝えて改善するための技術選定を行いました。

自身の考えをドキュメントにまとめ、メンバーと合意し、技術者として責任を持ってアウトカムを出す
ここにFeatureチームでの開発者としての面白みがあると思います。

現在どんな仕事をしてるのか?

現在はカジュアルゲーム開発をするチームで、主にBackend Engineerとして開発をしています。
カジュアルゲームの紹介については、下記の記事を読んでみてください!

Backendは、GoとSpannerでカジュアルゲームに必要な処理を行うための設計や実装を行っています。またFrondendの実装では、デザイナーと相談して、ユーザーにどう見せるのか?という部分を共有いただきながら開発を進めています。

Gaudiyの中でもカジュアルゲームは新規のチームなので、技術選定から実装まで自由にやらせていただいて、自分でもびっくりするくらい幅広くかつ高速実験で開発することで日々精進させていただいています。

PDMとも距離が近いので、チームで一丸となって進めることができています。そして余談ですが、私自身ゲームが好きなので、自身のWillにも合っているので楽しく開発できています笑

まとめ

元々SESや受託のエンジニアでモヤをもっていたエンジニアが、Gaudiyに入社して感じたことや体験したことを中心に紹介させていただきました。

Gaudiyの技術者は熱量が高く、技術的にチャレンジングなことを行うのでついていくのは大変ですが、オタクとして好きかつ不確実性の高い領域を、ガンガン高速実験して開発を進めることができるのは楽しいので、この環境の中で開発をしていきたいと思います。

もし興味を持たれたらお気軽にお声がけください!


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