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ファミコン全タイトルの傾向をTableauで分析してみた。(後編③:ファミコンカセット探索Viz)


という訳で(どういう訳だ?)、前回予告した

「ファミコンカセット探索Viz」

をご紹介します


ジャジャーン!(Windows3.1の起動音



まだ改善するかもしれませんけどね


とりあえず、触ってみてください。


でもその前に↓↓↓の説明を読んでください。



ファミコンカセット探索Viz


「カセット」ってすごくいい言葉じゃないですか?

どう考えても、当時からあったはずなのです。「ソフトウェア」という言葉は。

にもかかわらず「ファミコンのカセット」なのです。

誰ですか?
Playstationが発売されてCD-ROMになったのに「Playstationのカセット」なんて言っている人は。

だが、それがいい!



ファミコンが発売されたばかりの1983年と言えば…

・録音機器は「カセット」テープだった
・フロッピーは高価だったので
プログラムは「カセット」テープに記録した
「ガジェット」警部が流行った(←これは違うか)


まじでカセットテープにプログラミングしたコードを記録してました。セーブするときは、録画ボタンを押しますし、読み込むときも再生ボタンを押した記憶があります(読み込み終わるまで待たなければならない)。そして、読み込む時は大抵バグったので、毎回修正が必要でした(当時私は幼稚園児でしたので、コーディングしていたのは親です)。

まあ、とにもかくにも「ソフト」というより「カセット」の方が耳なじみが良かったんでしょうね。マーケティング的に良かったんだと思います。



では、Vizの紹介です。



Vizは、大きく8つの部品でできています。

1.一番左の「女戦士のAI画像」(特に意味はありません。イメージです)
2.右上の「タイトル」(「
あのはな」のアナグラムです)
3.右下の「説明書」(本当は「
かいはつちゅう」を使いたかった…)
4.真中一番上の「ハード」フィルタ
5.その下の「カセット名表示インジケータ」
6.真中左の「容量と価格の散布図」
7.真中右の「容量とジャンルの箱ひげ図」
8.真中下の「発売時期の棒グラフ」


そして、このVizでできる事は次の通りです。

①おこのみのハードウェアを選び、
②おこのみのカセットを検索し、
③そのカセットの立ち位置を見て楽しみ、
④そのカセットの情報をWebで調査できる。


「おこのみの」ってすごくいい言葉じゃないですか?

「おこのみのひょうじそくど」


ですよ??
「おすきな」じゃないんです。

エモすぎやろ…。



まずは①「おこのみのハードウェアを選ぶ」


「ハード」フィルタ

これは単純なフィルタですので、選べばいいんです。

おこのみのハードを選べます。複数選択もできます。
ファミコン
Nintendo64
グラフのマークにマウスを合わせると、情報が表示されます
このグラフでも
このグラフでもね。



次に、
②おこのみのカセットを検索し、
③そのカセットの立ち位置を見て楽しみます。

「検索カセット」から調べたいカセットを検索します。
選んだカセットがピックアップ表示されます。


ぜひ、そのピックアップされたカセットの立ち位置を楽しんでください。

「なるほど…。初代ドラクエは1986年発売だから、意外とファミコンが発売されてから時間が経っていたのだな。あれだけのボリュームが、たったの512Kビット(64Kバイト)だったとは…。ファミコンのRPGの中では、外れ値になるほど低容量なのに、あれほど有名なのだな…。すごいなENIX。すごいな堀井雄二。すごいな中村光一。すごいなすぎやまこういち。すごいな千田幸信…」

ってな感じです。



最後に
④そのカセットの情報をWebで調査する。

ハイライトされたマークをクリックすると…
インジケータが、クリックしたソフトにかわります。
そのまま、インジケータのタイトル名をクリックすると…
こんな感じで情報をWeb検索できます。



いやもう、これは触っていただくしかないでしょう!



という訳で、心行くまでお楽しみください。PCから、ブラウザ上で楽しんでいただく事ができます。




高橋名人も1986年だったのか~
え? 最初期にこんなタイトルあったの?
しらねぇ~…。
アクトレイザーってSFC最初期のゲームだったんですね…。
古代祐三の「フィルモア」の曲を聴いた植松信夫が「やばい」と思って「FF4」のサンプリングをやり直したのは有名な話です。すぎやまこういちがFC音楽の価値を決定づけたとしたら、古代祐三がSFC音楽のその後の方向性を決定づけたのは間違いないでしょう。



いかがでしたでしょうか

容量が限られた「カセット」メディアという制限の中で、先人たちが様々な工夫の上で作り上げた「名作」「迷作」「クソゲー」「味ゲー」の数々

是非、調べてみてくださいね。


ファミコンの音楽の話は色々としたいのですが、Tableauに関係がなさそうなので…また機会があれば。



※当記事に書かれた内容は、全て著者の解釈によるものであり、公式の見解を代弁するものではありません。

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