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なかなか付き合おうと言わない男の心理〜曖昧な関係


既に数回のデートを重ねている 連絡もほぼ毎日取っている もしかしたら手繋ぎなどのスキンシップやロマンスも致している…


なのに、なかなかどころか一向に付き合おうとは言わない男っているよね?


なんなんだおまえは?
何がしたいんだ?

遊びか?
それとも友達以上恋人未満スタイルを決め込んでるのか?
彼氏彼女にならないことで、いつでも逃げられる安全地帯に身を置きたいタイプのヤツかいな?


どんなヤツか知らんけども
曖昧な関係にイライラいじいじしちゃう


そして、時に、不安にもなっちゃう…


他に女がいる?だとか、わたしのことそこまでではない?だとか…


わたしにもその経験があって


何度も逢瀬を重ねて、毎日連絡は来るけれども、確たる言葉は聞かせて貰えないままダラダラ…みたいな


いっそ、こっちから聞いてやろうか?とも思うけど、核心に触れたらこの関係が終わってしまうんじゃないかっていうよりも、その場の雰囲気やこれからのふたりの関係がぎくしゃくしてしまうんじゃないかと、怖くて聞けない…


ファジーはファジーなままでいるのが心地良いというのは、男脳で語れば一理ある 関係性に名前をつけたら、そこから責任が生じてしまうから 付き合って欲しいと言えば、その瞬間からずっと続けていくか、いつか来る別れに対して、男として責任を取らなければならない それを嫌がる男は曖昧な関係を望むのではないか?


それに反して、女はスキンシップやロマンスといった所謂恋人たちがするようなことに発展した場合、この関係性を明確化したがるのは、多用して申し訳ないが、これも遺伝子レベルで、自分は遊ばれてるんじゃないか?という男に対しての疑念が、女の土台にあるからだ


人は誰しも遊ばれたくはない
自ら遊び相手を選ぶなら問題はないが、相手の玩具にはなりたくないのは当たり前


あなたにとってわたしは遊び相手なのか、真剣な相手なのかはハッキリさせたい


だって、あなたの恋人です!っていう立場がなければ、ヤキモチを妬くことも、束縛に似たわたしだけを見て!っていうことも言えないんだもん


わたしの経験に戻るけれどー


わたしが曖昧な関係に甘んじたたったひとりの人は、大人の男だった 確たる言葉は無くとも、彼の行動力、付き合おう以外の愛情表現から、彼の気持ちを理解できた


彼は会う度にわたしに大好きと言うようになった 逢瀬5回目にして、ここ最近の大好きに加えて、愛してると言った


厳密に言うと、愛してるんちょばばば


おそらく、彼自身、自覚せずに口にしてしまったが為に、語尾を咄嗟に誤魔化したのであろうことが見て取れた


当然わたしも予期せずに与えられた言葉に動揺したが、戸惑いは隠して、なんて?と聞き返すこともしなかった それで全てを理解し、安心し、この人を信じてみようと思えたから


勿論、彼のこの言葉だけが、確たる言葉に取って代わったわけではない 彼のわたしに向ける想いや努力は十分に伝わっていたし、言葉ではなく行動でそれを示していてくれたから…


男は、気のある女性には
自分から連絡を取る
自分から会いに来る
忙しくとも時間を作って会おうとする
(時間は無いんじゃない作るもの)
相手を理解し合わせる努力を惜しまない
(下世話な話だが)お金を使うことも惜しまない
相手を見つめる眼差しが愛に満ちている


好きや付き合おうの言葉がなくても、こういった男の行動で、なんとなくは分かるのではないだろうか


男は言葉よりも行動力

日本の男はこれを美徳としているようで、これも遺伝子に組み込まれた抗えないサガなのかもしれない
だから女は行動を見て男の気持ちを察するしかない…


言葉のない男に対して、曖昧な関係に対して、その証明を手に入れたいなら、観察眼を逞しくすること


間違っても、こっちからは聞かないでね?


ハマる前ならいいんだけど


ハマってからは、ホラー過ぎる…


わたしってあなたの恋人ですか?それとも遊び相手ですか?なんて、怖くて聞けない…


昔、『大好きな彼を手に入れる 恋愛ルール』という本で、「女から告白して付き合った場合、告白した女が振られる」という恋愛ルールがあると読んで、ほ〜んと思った なかなかパンチの効いたフレーズではあるが、要するに、付き合うなら男に言わせろ!的な?女から告白した時点で、女劣勢から始まった関係性を、交際期間中に形勢逆転することは出来ない的な?


ほ〜ん


まあ、そうだろうねとは思った 劣勢から始まった恋は劣勢で終わると…


曖昧な関係に終止符を打つべく、意を決してあるいは意に反して勇気を出した女の告白を、こうもばっさりと斬刀を振るわれたらひとたまりもないような気もする…


でもまあ、付き合う気があるのに女性に告白させるような男は意気地がないし、女性から告白されたら付き合ってもいいかな?みたいな他力本願な男も狡くて好きになれない


この本は女性に向けた恋愛成功術が書かれてるんだけど、恋愛の法則というよりは迷信?のような感覚を覚えた 『マーフィーの法則』のようなね 「お母さんが今日は雨が降るから傘を持って出なさいと言ってくれたのに、大丈夫!と持たずに出た時に限って雨が降るんだよねー」みたいな感じ


わたしはね?


ロマンスの誘惑をされたら


わたしは彼氏としかそーゆーことはしません!と宣言して、相手の出方を見る


だってこれも当たり前のことでしょ?


そもそもわたしが相手を遊び相手に見てるならこんなことは聞かれることはあっても、聞くことはない


でも、わたしがこれを言う時は、関係性をハッキリしたいわけで、これを聞くことで場がしらけてこの後の関係が崩れたとしても、ロマンスを持ってからファジーに悩まされるくらいなら、前もって壊れることを恐れずに聞いておいた方がいいと思うから


女はロマンスを持つと感情移入しちゃうことがままあるからね…


付き合おうと言わない男、曖昧な関係を続けようとする男には、とにかく観察眼を研ぎ澄まして、自分が納得いく着地点を見つけること、そして女特有の直感で嗅ぎ取ること


この男は自分を玩具扱いしようとしているのか?愛情を持って接してるのか?


女の直感がその答えをくれる


それでも分からない時は


曖昧な関係でもこの人の側にいたいかどうか?を、自分に問うてみて


どんな形でも今は、側にいたいと思うのか、それとも形のない愛に意味はないと去るのか、決めるのはあなたで、あなたに選択権がある


何故なら、女に曖昧はないから


だから出来れば男性には、気持ちがあるならハッキリとこの関係性を明確にしてあげて欲しい きちんと言葉にして


行動で見せる男と言葉を欲しがる女


時代が変わってもこの差は縮まらない


それを分かっていても、察するのも限界があるので、もやもやが山積する前にどーにかしてくださいって、思う

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