408.私は「母の世界」の外側にいるから、理解してもらえないのだろう
あすずさんが、あすずさんの気持ちを大切にできる選択ができて、本当に良かった
今でも思い出すたびに涙が出そうになる言葉です。
育休中で、前職の復帰を控えながら、
復帰するかどうかの決断がずっとできずにいました。
自分が何を本当に大事にしたいのか。
自分が本当にしたいことは何なのか。
分からなかったからです。
それを明らかにしたくて、
自分なりの納得解が得たくて、
「自己理解プログラム」に参加しました。
その結果、
ようやく納得解が見つかり、
(納得解が見つかった後も
すぐには決断できずにいたのですが
前職よりももっとやりたいことがある
という
自分の気持ちには嘘がつけず)
育児退職し、
やっと見つかった「本当にやりたいこと」に
チャレンジしていく道に進むことを決めました。
そのことを報告した最後のコーチングで
コーチは、開口一番に
と言ってくれました。
コーチはいつだって
「私の味方」でいてくれたけど、
そこまで私の気持ちを大切にしてくださっていたんだ、と
改めて実感して、
嬉しくて涙が溢れてしまいました。
今でも、思い出すたびに、涙が出そうになります。
母には「到底、理解できません」と言われた
昨日、
私が前職を育児退職し、
個人事業主になったことを
そう決断した経緯を含めて全て
母に伝えたけれど、
(遠方に住んでいるのでメールで)
「メールでは、到底、理解できません」
「説明責任があります」
と返信が来ました。
母に理解してもらえるとは正直思っていません。
絶対に反対されると分かっていました。
母にがっかりされるんじゃないか。
それが、私の行動の足枷になっていることに
気づいていました。
だから、
自分がどうしたいのか、どうするのか、
その気持ちが固まってから
報告することを決めていました。
母の反応は想定の範囲内でした。
でも、
やっぱり理解してもらえないんだなぁと、
悲しくなる自分もいました。
メールだから理解してもらえないのか?
そういう問題ではないような気がしています。
むしろ、メールでよかったと思っています。
なぜなら、きっと顔を突き合わせて
対面で話していたら、
話の途中で母は怒り出しそうで、
経緯を論理的に説明することはできないだろうから。
母だって、私のことは大切にしてくれている、と思います。
ただシンプルに、
私のことが心配で、
私のことが理解できないんだと思っています。
私は、母の世界から逸脱したところで生きているから
理解できないんだと思います。
図に書くとこんな感じです▼
子どもが幸せでいてくれればいい、と私なら思うけど
お母さん、ごめんね。
心配かけて、ごめんね。
こんな娘で、ごめんね。
でもさぁ、
私は幸せなんだよ。
それだけでは、ダメですか?
って、
許可をとる必要はないと思っていますが、
それでも、
自分が母になったからこそ
抱く疑問を投げかけたくなります。
私なら、思うから。
私だって子どもが大きくなって
子どもの大きな決断を見守る側になった時、
選択の内容に思うところはあるだろうけど、
最終的に
子どもたちが
幸せでいてくれればいい、って
そう思うからです。
とりあえず、私にできることは、
いつか、母に
「あの時、いい選択をしたね。
いい生き方をしているね」と
言ってもらえる日がくるように
行動あるのみだと、思っています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。