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#今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー
性格の癖?思考のくせ。ありますよね。でも自分では気が付かない。
自分よりも周りの人を優先する優しさは、いつか自分をないがしろにして苦しいことも言えずに飲み込んでしまう。
Netflixで配信されている韓国ドラマ“今日もあなたに太陽を"とても感動しました。
精神病棟の看護師と患者さんとその家族の物語。コメディタッチにはじまった患者の妄想も回が進むにつれ、そこに至る悲しい物語を知ることとなります。
韓国ドラマでよくみられる若い人たちの貧困、そこから這い上がる方法を模索しくじけていく人たち、生きていても報われない絶望にさいなまれ精神を病んでしまう現実。
日本もけして例外では無いでしょう。
共感性の高い看護師のダウンを中心にドラマは悲しい事件を乗り越え、それぞれに抱えた苦しみとどう向き合い、精神病棟という閉ざされた中で複雑な問題をとてもシンプルに解決へ導いてくれるような希望をあたえてくれるドラマでした。
ひとりひとりの患者に心を寄せるダウンはいつの間にか自分自身が病んでいる事に気が付かないのです。
心を病み自ら命を閉ざしてしまう人、そして残された家族の苦しみ。救えなかった看護師の苦悩、後悔。ドラマでは悲しみを抱えながら生きていく人々も描きます。吐き出しても決して浄化されることのない傷。それでもダウンはまた看護師として患者の心に寄り添う事を選びます。
家族のため、会社のため、大切な人のために生きる事、生きがいとする事はとても立派で素晴らしい事です。でも、もし心や頭が疲れてきたら自分をいたわる事、わがままになる事も大事なのでしょう。自分自身を愛せる事ができたら、またはじめればいい。
優しい人が苦しまなければいけない世界はどうなんだろうと感じます…。
自分を褒める日記をダウンは書き始めます。最初は何も浮かばなく一行の習慣も視点を自分に向ける事でどんどん書く事が増えていくのです。
自分中心で休日を好きな事ばかりわがままに過ごした後は少しは頑張れる明日がくるのかなと。怠惰な自分もこれで良し…自画自賛上等!!
“今日もあなたに太陽を“
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