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6枚の写真とカウンセリング

月1で写真教室に通っている。
今回6枚の写真を出して意見を言い合うという勉強をした。

写真を撮るようになったきっかけは義母の病気だ。
毎年行っている旅行で家族写真を撮っていたが、病気になったあとに旅行に行っていつものように写真を撮ろうとすると義母は
「もう、写真はいいわ。」
と断った。

確かに痩せ細っていく自分を残したくないと思う気持ちはあるだろう。

それ以降の義母の写真はない。
遺影の写真は息子の七五三の時の笑顔の写真だった。

旅行に行って写真を撮らないのもなんとなく手持ちぶさたになったので、
景色の写真でも撮ろうと携帯で写真を撮るようになった。
でも、なんだか特に良くない。

それでも撮ろうと雲の写真を撮ってみた。毎日天気の写真を撮るうちに
携帯じゃなくて一眼レフカメラならどんな風に撮れるのか気になった。

それで、ミラーレス一眼レフを購入した。
それから自分で撮っていたがいまいちピンとこない。
YouTubeを見て研究もしたがよくわからない。なので、写真教室に通うことにした。
そこから1年半、わたしは二台目となるカメラを購入していた。
こんなに、カメラに興味を持てるなんて買った当初は思ってもいなかった。

6枚の写真をみて、あなたはとてもダイナミックで繊細な写真を撮りますね。
と言われた。

ハートが繊細すぎて悩んでますと言うと。
写真に繊細さが出ています。
そのままで大丈夫ですと。
わたしのことを何も知らない人たちが、
写真を見て私の性格をぴたりとあてた。
写真に繊細さが出てるは、褒め言葉。
言葉をしっかりと受け取ることにして
少し自信がついた。

写真は撮ったひとの心を写す道具だ。
撮りたいものがあって、心のままに
撮りたいものをとるのは、幸せの瞬間。

誰かのためじゃなく、自分のために写真を撮る人にわたしはなりたい。

写真カウンセリング、意外といいかも。

心の中身を確認するのに定期的におすすめします。


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