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海外の友達にめっちゃイラっとした話

わたしにはオンラインでつながった海外の友達が何人かいる。
そのうちの一人の男の子とはよくメッセージや電話で話し、日本に来てくれた時に実際に会ったこともある。
で、その男の子(C君とする)と会ったりメッセージをやり取りしたりするなかで、C君の言動にだんだん違和感と言うかイライラを覚えるようになっていった。
以下に流れと例を順を追って挙げていく。
まず、アプリ上で会って最初の頃にはメッセージが毎日のように大量に送られてきた。食べ物やその国の物の写真もいくつか。わたしは正直驚いた。でも性的なものや個人情報やお金に関することは一切なかったので、外国語を勉強したかった私はやり取りを続けた。彼以外にも海外の友達とやり取りをしたことがあるが、ここまでメッセージを送りまくってくる人は初めてだった。彼は、自分の国ではこれが普通だ、よくメッセージのやり取りをする、と言っていたので、そういうものか、と思っていた。

会って1か月くらい経ったころだったか、彼がわたしに相談があると言って電話をかけてきた。その内容は、アプリ上で日本人の女の子2人にメッセージを送って、何往復か続いたあと、インスタを聞いたら二人ともにブロックされた。これは文化の違いなの?というものだった。わたしは答えに困ったが、彼以外にも初対面でインスタを聞いてくる外国の子はいたので、文化の違いかもしれないね、日本人はインターネットをあんまり信用してないから(そういう統計がある)、特に異性の場合は最初はメッセージ数を控えたほうがいいと思うよ、とアドバイスした。…そうはいったものの、文化の違いだけじゃなくて、多分彼がメッセージを送りすぎているのだと思った。
のちに国は違うがC君の国に近いの国の子に聞いたら、多分それ(メッセージを毎日いっぱい送る)は、C君の国の人のなかでも少数派なんじゃない?、僕の国ではそんなことしないよ、と言われ、やっぱりC君が特殊なのではという疑惑が一層深まった。

アプリで会い、インスタを交換して半年以上たったころ、彼は日本に弟と一緒に来ることになった。まだ日本語が全然できないのでわたしに案内してほしい、と頼まれた。のちに結局案内することになるのだが、その誘いが少々強引と言うかしつこかった。わたしの家からも夜行バスで8時間くらいかかる場所だったのだが、当初は彼の旅程のうち二日間(つまり現地では一泊)の約束だったのだが、もう二日間一緒に旅しないか、と誘われた。その代わり宿泊代と交通費は出す、と言ってくれたので何事も経験派の私はOKしたのだが、その二つの日程同士は連続ではないので、バイトもあるわたしはいったん地元に帰る必要があった。

当日会って、まあ楽しく会話し疲れながらも観光できたわけだが、ある自然豊かな観光名所をまわったとき、彼は歩き疲れたと言い、さらに(これは私も思ったが)期待していたよりもしょぼかった。すると時間かけて準備した私の目の前で堂々と吐き捨てるように(英語で)「これはお金の無駄だったな」と言った。まあ確かにそうかもしれんけど、頑張って観光スポット検索しまくって旅程立てた私の目の前で言うなよそれ、と思った。またその夜、彼と弟にお土産(日本のお菓子。どれがいいかなってそれなりに時間かけて選んだ)を渡した。後日感想を聞くと、「しょっぱすぎで好きじゃなかった」と言われた。ここまでならまあ外国の人は正直に感想言うからな、で自分を納得させたのだが、二回目の日程の時に事は起こった。彼は「日本の物価高い、お金ない」と言うので、日本の若者のリアルな生活を知りたい的なことも言っていたなと思いだし、サイゼリヤにつれていったのだが、そこで料理の味をまたも吐き捨てるように「terrible」(ひどい)と言った。さすがにイラっと来た。は???こっちは時間もお金もかけて二回も遠方まで来て、あなたたちの分までもチケットの手配とか準備して、慣れない英語で案内して、お土産もあげて、それをまずいって言われて、お金ないっていうから安いところ選んだのに、TERRIBLE????そっちの発言こそTERRIBLEなんだけど!?!?

決定的なのは、彼と彼の弟との違いだった。弟はおとなしめな性格なのもあるのか、正直すぎる感想を言うことはなかった。それに両方とメッセージをやり取りして気づいたが、C君はメッセージ量が多く自分の感想や自分の話中心なのに対して、弟は適度に近況を述べつつ、私のメッセージにも感想や反応をしてくれる。

つまりC君はちょっと、相手の立場になって物事を考えるのが苦手なのかもしれないと思った。素人がとやかく言えることではないがいわゆるNEURODIVERSEなのかもしれないなと思ったり。
C君の国は多民族国家なので多様性を認める雰囲気があるから問題にはならないかもしれないが、日本で生まれたり仕事したりするとなったら困りそうだな…と思った。

とかなんとか言いつつ、今でもC君とのやり取りは続いている。相手の立場に立って考えるのが苦手、かもしれないが、人に感謝するし、めちゃくちゃ褒めてくれる時もあるし、根本的には素直でいいやつなのだ、きっと。でも絶対パートナーにはしたくない。

最後まで読んでくれてありがとう。 るえな

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