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自傷を減らしたい人へ

リスカやめられないと悩んでいる人へ。
これから、わたしがリスカの頻度を減らせた方法を紹介します。
でもすべての人に当てはまるわけではないので、参考程度に読んでくれると嬉しいです。


それは、先延ばしすることです。
切りたい衝動で頭が埋め尽くされるタイプの人に有効だと思います。
具体的には、「切りたい切りたい切らなきゃ」ってなった時に、「あと20分たっても切りたかったら切ろう」と思うことです。何分でもいいのですが、短過ぎず長過ぎないほうがいいです。最低5分かな。
ここでのポイントが1つあって、それは、何分経ったら「切ってもいい」/「切ろう」と考えることです。だって切りたい気持ちでいっぱいなんだから、「切っちゃだめ」とは思わない方がいいです。
感情を押さえつけることが逆効果になるかもしれないから。
で、この〇〇分の間には、別のことをします。
基本的には何でもいいです。
紙に気持ちを書いたり、音楽を聴きながら散歩したり、洗濯したり。
これが結構わたしには効きました。
衝動や頭のなかを駆け巡るネガティブ濁流がかなり弱まり、切らなくてもいっか、と思えるようになりました。
でももちろん、最初に決めた〇〇分が経っても切りたい時もあります。
そういう時は、切るか迷っていたら、とりあえずまた先延ばししてみましょう。
どうしても無理なら、病院行っている人とかは頓服薬を飲むなどもありっちゃありです(ODに走る人もいるから、頓服は最終手段)。

この方法ですべてをスパッと辞めれられるわけではないですが、私の場合は、頭が冷静になることができてかなり頻度が減りました。

とは言えリスカ衝動を抑えるって難しいことだと思います。少しずつ減らしていくことがコツかなと思います。

ここからは私の個人的な例になります。
トラウマ的なことも書いてるので注意です。

わたしのリスカが激しかったのは、高校〜前の大学の頃でした。
切りたい衝動のトリガーは、1番は友人関係でした。
関係がうまくいかなかったり、バカにするようなことをいわれたり、軽く無視されたりもして、そういうことがあると、授業中だろうがトイレに駆け込んで切ってました。
ここで例の方法を試すようになったのです。
授業中なら、授業終わっても切りたかったら切ろう、と考えます。それでも切りたかったら、お昼食べてからにしよう、と先延ばし。お昼食べてからの空白の時間を埋めるために図書館に行き、目に入った本をパラパラして時間潰しをしてました。
授業が全て終わり、帰る時間になっても切りたかったら、バスが駅に着いて、その時に切りたかったら切ろう、にします。そこまで時間が経つとだいたいは収まります。

あとは環境を変えることです。
それは難しいケースも多いと思いますが、わたしは学校をやめて友人と接点がなくなってからはだいぶ減りました。

でも正直、今もいろいろな場所の人間関係で切りたくなることもあるし、家でも調子が悪いと切ってしまうこともあります。
しかし一時期に比べればだいぶマシになりました。

自傷する人はみんなすごく頑張り屋さんな人が多いと思う。
みんなが安心して過ごせますように。

最後まで読んでくれてありがとう。るえな

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