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【本要約】目標や夢が達成できる1年・1ヶ月・1週間・1日の時間術

年始に目標を立てたけど、年末には目標を忘れている・・。
いや、むしろ目標を立てた事すら忘れている!
こんな経験はないでしょうか?

私も目標を立てた時はやる気がみなぎって
『よし!毎日頑張るぞ!!』と意気込んでいるけど
計画通りに物事が進まない・・。
そして結局継続するのが嫌になって三日坊主で辞める。
こんな事を数えきれないくらい経験しました。

【この本をおすすめしたい人】
📕目標を立てても行動できない
📕目標を立て方が分からない

こんな悩みを解決してくれる本をご紹介します!


目標の立て方のSTEP

本書の目標の立て方は1年→3ヶ月→1ヶ月→1週間・1日とタスクを細分化して行動に落とし込むという方法です。

1年目標の分解時間術(1年目標→3ヶ月目標)

①目標を立てる前に時間の土台を整える
時間だけを見て時間管理するのではなく、人生の一部と捉えて時間の使い方を整える事が大事です。
そのためにどう生きたいか【ビジョン】をじっくり考えてノートに書いてみる事です。

この理由は自分の価値観や生き方に逸れた目標は継続できないし辛くなるからです。

<私の例>
月収100万円達成を目標にインスタグラムでアフィリエイトをしていた。
→月収100万は『他人から凄い』と思われたいから。
でも私の本当の価値観は『やっていてワクワクして夢中になれる事』
実際はインスタグラムでアフィリエイトをしても収益化した瞬間だけワクワクしてあとはお金のために『やらねば』という義務感があった。
継続するたびに楽しくなくなったし、【自分は何のためにやっているのか】分からなくなって燃え尽き症候群になって結局挫折・・。

だから自分の価値観や生き方を考えるって本当に大事だなって思います。
一度時間をとってカフェでゆっくり自分と対話して考えてみる事を強くおすすめします。

ビジョンを考える時に迷ったらこの質問に答えてみて下さい。

  • どう生きたいか?

  • 後悔しない人生とは?

  • 大事にしている価値観は?

②1年目標を設定
1年目標はざっくりとしたもので大丈夫だそうです。
ビジョン=価値観の書き出しで1年目標=得たい結果の書き出し

<例>
独立する、法人化する、転職するなど

③1年目標→3ヶ月目標に分解する
3ヶ月に分解する理由は今すぐ取り組めるタスクに棚卸ししやすいからです
まずは3ヶ月ごとに『テーマ』を決めていきます。

<例:1年目標→資格試験合格>
1〜3月:早起き習慣化、テキストインプット・アウトプットで基礎強化
4〜6月:テキストインプットとアウトプット繰り返す、過去問練習
7〜9月:模擬試験正解率7割目指す、過去問練習
10〜12月:模擬試験正解率8割目指す、過去問練習

テーマを決める時のポイントは超ゆとりを持って立てること!
計画通り進まない事がほとんどなので『こんなに余裕があって大丈夫なのか?』というレベルでOK!

1ヶ月目標に分解する(3ヶ月目標→1ヶ月目標)
3ヶ月後に何を達成していたいか。
具体的に目標を数値化して決めていきます。

<例:1年後に資格試験合格>
①3ヶ月後に何を達成していたいか(3ヶ月間のテーマ)
資格範囲を一通り勉強した状態になる
②成果として何を得たいか(具体的に数値化)
問題集を2回繰り返し解き終える(300問✖️2回)
③得たいゴールを達成するための具体的な方法
平日1日5問解く(目安:1時間)
土日祝1日10問解く(目安:2時間)など
④得たいゴールから逆算してマイルストーンを置く
1ヶ月200問解いている
⑤得たいゴールを達成するために必要なタスクを細分化
平日5時に起きる
早起きを習慣化させるためなるべく早めに就寝。
1時間早く家を出て、カフェで問題を5問解く

タスクを【大】→【中】まで分解する

1ヶ月を上旬・中旬・下旬に分けて3ヶ月の大タスクを10日ごとに分解します。

<例:パーソナルトレーニング>
期間:1月〜3月
①3ヶ月テーマ
パーソナルトレーニング
②3ヶ月ゴール
3月からパーソナルトレーニングを受けて週3回習慣化している
③具体的方法
ネットで検索・体験トレーニングへ行ってパーソナルトレーナーを見つける
④マイルストーン
1/31までにリサーチ終了
2/28までに体験終了、パーソナルトレーナーと契約
⑤タスクの細分化
・自分の悩みを書き出す
・パーソナルトレーニングに望むことを書き出す
・ネット検索
・候補のパーソナルジムを探すなど
⑥10日ごとに中タスク
1月上旬:自分の悩み・改善したいことを書き出す
1月中旬:ネットで検索、候補出す
1月下旬:候補が出たら順に体験
2月上旬:調整
2月中旬:調整
2月下旬:パーソナルトレーナーを見つけて契約
3月上旬:パーソナルトレーニング開始
3月中旬:調整
3月下旬:週3回通いが習慣化

1週間・1日目標に分解する

10日ごとに分解したタスクを15〜1時間にできるタスクまで分解する

<Point💡
タスクは1週間単位で管理する

理由は毎日タスク管理をしていると急な対応でリストアップしておらず、抜け漏れが出るためです。
1週間のタスクを書き出した時に優先順位の高いタスクを週初めに終わらせるようにスケジューリングをする。
そうするとゆとりが生まれて、急な対応があっても対応できます。

実行可能な計画にするには?

①ログ(記録)をとる
人は見積もり時間が甘い事が多いです。
私は夕飯作りを30分で終わらせているつもりでした。
しかし実際に測ってみると1時間もかかっていました!!
この誤差が計画を狂う原因に。
まずは記録をとって何にどれくらい時間を使っているか知ることが大事です。

②見積もり時間を割り出す
所要時間を正確に見積もるには経験が必要。
まずは2週間ログ(記録)をとって時間の見積もりを考えながらログをつける事を本書ではおすすめされています。

③バッファ(余白)時間をスケジューリングする
バッファ=余白時間。
余白時間があると緊急要件やトラブルにも対応できる時間ができます。
おすすめは1タスクごとに10分のバッファを持つことです。

タスク管理とTODOリストの違いは?

TODOリスト=期限の設定なし
タスク管理=期限設定あり。いつやるかが決まっている業務

人は期限が決まっていないと先延ばしにして取り掛からない傾向にあります。
締め切りを作ることでそれまでに間に合わせようと行動に移します。
なのでおすすめはタスク管理だそうです。
私も本書を読んでからTODOリストはやめてタスク管理にしています。

本書を読んだ感想

📕中期目標の重要性
今まで長期目標(1年目標)と短期目標(1週間・1日目標)を一生懸命決めていましたが、中期目標は決めていませんでした。
そして計画倒れして結局続かずじまい・・という感じでした。
でもこの分解術を使うと順序立てて行動を細分化できるので納得感もあるし実際の行動に落とし込みやすいです。

📕バッファの重要性
私はスケジュールをびっしりと埋めるタイプで・・💦
インスタグラムの運用をしていた時は隙間時間がなく全くゆとりのない計画を立てていました。
そのおかげで子供が熱を出して保育園をお休みして自宅保育。
全く作業ができない日々が続き、イライラとできない自分を責める事もありました。
この経験から急なトラブルにも対応できるようにバッファを持つのが本当に大事だと思いました。

時間術について勉強中ですが、本書は具体的な計画の立て方で実践しやすい内容だと感じました。

目標を立てても計画倒れする・・
計画を立てても行動に移せない・・
そんな方はぜひ実践してみて下さい!




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